8/23(日)はまつうら歯科医院 歯内療法専門室で Basic Course 2026 第5回が行われた。

この日のテーマは、
Case Presentation
Endodontic Irrigation
Endodontic irrigation, Medication, Temporary Filling Hnads-on
である。
まずは来年3月の卒プレの参考ケースになるようにとプレゼンを行った。




ここから1年経過したら、

臨床症状もSinus tractも消失した。


治療の結果は
86%であると報告していた
de Chevigny 2008 Treatment outcome in endodontics: the Toronto study–phase 4: initial treatment
の結果と一致している。
こうした治療の結果に寄与する因子を文献ベースで細かく解説していくのがBasic Courseの意味合いである。
この回はそれが洗浄であった。

アメリカのEndodontistの洗浄に関する現状をまずは解説した。

何を第1の選択肢として洗浄液を使用するか?

ヒポクロの濃度は何%を使用するか?

どうした洗浄液を使用しているか?

という現状を報告した。
その後、それぞれを解説した。


”理屈”はいろいろあるが、

真実は辛い。。。
EDTAの物性を解説した。

CHX(クロルヘキシジン)の物性も解説した。

CHXを使用する場合はどういうケースであっただろうか?
これは文献があなたに事実を告げてくれている。

CBCTは洗浄液の取捨選択まで規定することができるようになっている。
にも関わらず、あなたはCBCTを使用しないだろうか?
さすれば…

ようなアクシデントにあなたは苛まれるかもしれない。
CBCTの使用にためらいを感じるあなた。。。もう諦めるしかないですね。
でも、CHXは日本では手に入らな時じゃないか?!というあなた。
Amazonで購入できる裏技商品を紹介し解説した。
最後にこのような表を提示して、そこに埋めてもらうようにテストした。

この表が埋まれば、あなたも洗浄マスターだ。
この後に混ぜるな?危険?!を解説した。


ヒポクロとEDTAの性質を文献的に解説し、どう洗浄を具体的に行うか?を解説した。



盛りだくさんですのでよく復習しましょう。
午後からは、洗浄の手法に関して解説した。
上の絵の

の部分に関する話である。

それぞれの特徴を把握しましょう。
多くの臨床家の最大の関心は、
超音波か?
音波か?
どちらがより効果的か?であろうが、その効果は臨床的には差がない。

であるとすれば、臨床的事実はどちらをより簡便なものとしてくれただろうか?

20秒でいい!と言われるものを使用するか?

3分もかかり、
文献で、
tedious
と呼ばれるものを使用するか?
あなたはどちらだろうか?
それらが理解できれば以下の表を埋めることができる。

あなたは可能だろうか?
最後に実際の抜去歯牙を使用し貼薬と仮封の実習を行った。
何をどう使用するのが正しい?貼薬のあり方であっただろうか?
最後のPAは満足した結果を提示してくれただろうか?



判断できる臨床家になりたいものであるが,
それ以上にこの実習で学んでほしかったことは、
このような面倒な作業をあなたはわざわざするのか?
という問いである。
それを決めるのはあなただが、私の答えは1o年前から変わらない。
それが当歯科医院のポリシーになっていることからも自明であろう。
ということで盛りだくさんの内容で1日は終了した。
よく復習しましょう。
1日お疲れ様でした。
