2026.10.25(日)は、まつうら歯科医院で Advanced Course 2026 第5回が行われた。

この日のテーマは、
Prognosis of Apicoectomy
GBR,GTR in Endodontic Surgery
Re-Surgery(Causes of Endodontic Surgery Failures)
Endo&Perio Inter-relationship
外科治療の治療計画の立案とその発表
である。
以下の順に講義と実習を行った。

1. Prognosis of Apicoectomy
Apicoectomyの予後はマイクロスコープ、超音波チップ、MTAをはじめとする生体親和性が高い充填物を使用すると、どの研究でもおよそその成功率は90%である。

が、その治癒の仕方にはさまざまな形態がある。

一般的な治癒の仕方の特徴を解説した。
が、これをアテにすることなく、ご自身でその時期は判断しなければならないだろう。
なぜなら、それほどアテになる術式ではないからだ。


が、そこから得られる特徴がある。
それを講義で解説した。
また、伝統的にその治癒の仕方には以下のように分類がある。

それぞれを解説したのだが、
Complete healingの

と
Uncertain healing

に何の違いがあるのか?個人的には判然としない…
まさに、様式美に見える。
が、これが知識としてないと、

ここで理解ができないので、致し方ない、という感じである。
まとめれば、PAでどうこう判断する時代は終了したと私は考える。
それを使用しなくてもいいが、
対患者に対する説得力は雲泥の差になるだろう。
あなたは今まで通り、PAで説明しますか?それともより客観的な絵で説明しますか?
どちらの道に行きますか?
いずれにしても、決めるのはあなた自身です。
そして、

であるが、私のUSC時代のケースで説明した。

確かに上図の絵に酷似していると言えるだろう。
そしてこのような絵になっても、重要なことは以下である。

次が、ルーペ/裸眼でのApicoectomy vs マイクロサージェリーの比較である。

結果は、

ここから読み取れることとしては、
以下のケースが学習になるであろう。
が、弱点は、
術式を行いながら記録を取ることができない
という点である。
それは、あなたの歯科医院に何か起きた時に有利には働きにくいであろう。
2. GBR,GTR in Endodontic Surgery


GTR/GBRは歯肉の上皮そのものを司る細胞(上皮細胞)と、そのボリュームを構成する細胞(線維芽細胞)の2つに分けて考える必要がある。
こうしたバリアを使用する目的は、瘢痕治癒でなく、歯槽骨の回復を目指したものだ。
フラップを開いてそれを戻す時に、歯肉を構成する細胞が骨窩洞の中に落ち込むのではないか?という懸念?が臨床家には少なからずあるのであろう。
が、だ。

生体はそれを許さないようにできているのである。
また、GBRであるが、USC時代に、Apicoectomy時にそれを行うと、治癒しているか?してないか?わからなくなるのでやめろとDr.Schechterに言われてから私はそれを守っている。
文献もそれを支持しているものが多い。

そして、
“異物”が治癒の足枷になることも多い。

Caseもそれを示している。





そして私自身は、そうしたものを使用しなくても、



このような結果を出している。
これは偶然だろうか?
3. Re-Surgery(Causes of Endodontic Surgery Failures), Endo&Perio Inter-relationship




4. 外科治療の治療計画の立案とその発表
最後が参加者の先生のプレゼンだった。
全員でケースに対して議論を交わした。
ということで、1日はあっという間に終了した。
よく復習しましょう。
みなさん、お疲れ様でした。