先日の日曜日、博多駅近辺某所でAdvanced Course 2021の第2回目が行われた。
今回のテーマはApicoectomyの予後、lid technique、症例検討会であった。
まずApicoectomyの予後に関して様々な側面から説明した。
それぞれの予後判断の特徴を把握する必要があるが、その予後は極めて高い(約90%)ことがわかっている。
が、覚えるべき事項もあったと思う。
特に成功とはどういうことを言うのか?について整理しなければ一生外科治療が成功に導けないだろう。
ということで諦めて覚えなければならないことは覚えましょう。
次にlid techniqueに関して説明した。
この方法はApicoectomyの術式を変える革命的な方法である。
唯一、Apicoectomyの中で時短ができる。
論文も最近(2020年)出た。
この論文の問題点も明らかになったと思うので注意して読むことが必要である。
午後から症例発表を通じてどのようにApicoectomyの治療術式を予測するか?について受講生の先生方とdiscussionを行い、この日のセミナーは終了した。
運営に関しては今回は反省点もあった。もう1度この治療計画立案は企画実行しても面白いかもしれない。
次回やるのであれば、
患者の主訴、治療部位、Clinical exam, 手術に関わる患者情報、術前のPA、CBCTのデータは最低限提示しなければならないだろう。
と言うことでこの治療計画立案セミナーはまたこのセミナー中に行うことに決めましたので、受講生の先生よろしくお願いいたします。
次回は、8/22(日)10:00~リファレンス博多近代ビル会議室で行います。
9:30~入場可能です。
次回は意図的再植の実習も行いますので、超音波チップの費用など整理してこのブログ、e-mailを介してお知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。
長時間お疲れ様でした。