紹介患者さんの治療。

主訴は、

矯正治療を行うので歯の治療が必要と言われたのでお願いしたい

である。

Pre-op Endo test(2025.2.10)

MB

DB

P

この画像はPを切っているが、

MBの根管が根の中央にあるため、MB2はこのケースにはない

ことがわかる。

事前にそれを知れるだけでも大きな違いだ。

PAしかなければそれに気づけないだろう。

このことからも、

歯内療法ではCBCTを術前に撮影することが必須である

ことがわかる。

B

矯正医が、

親知らずを保存して、#15を抜歯する治療計画のため、#16の根管治療が必要なのだが、

この状況で治療ができるはずもなく、

まずは#15を抜歯してその位置に#16を可能な限り動かしていただき、その際に根管治療を行うこととなった。

根管治療までは実に1年以上を費やすこととなる。

Pre-op Endo Diagnosis(2025.2.10)

Pulp Dx: Asymptomatic irreversible pulpitis

Periapical Dx:Symptomatic apical periodontitis

Recommended Tx: RCT

2026.6.8に再来院された。

Revisit(2026.6.8)

MB

DB

P

初診時にはなかった根尖病変ができている。

もしくは矯正による骨吸収なのかもしれない。

が、私にそれを区別する能力や知識はない。

が、いずれにしても根管治療でその成功率は、

de Chevigny 2008 Treatment outcome in endodontics: the Toronto study–phase 4: initial treatment

によれば、

86%

である

ことが術前に判明している。

うまくいかなければ、Intentional Replantationだ。

この日に治療へ移行した。

☆この後、治療動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。


#16 RCT(2026.6.8)

治療の内容は以下の1本の動画にまとめられている。

作業長等は以下である。

術後にPA, CBCTを撮影した。

MB

DB

P

次回は1年後である。

またその模様をお伝えしたい。