紹介患者さんの治療とその経過観察。
主訴は、
歯が折れていると言われたが保存したい。。。
である。
Pre-op Endo Test(2025.6.25)





確かに折れてる!と難癖つけられかねない状況だが、
歯が破折しているかどうか?は、その歯を抜歯して直視しない限りわからない。
Pre-op Endo Diagnosis(2025.6.27)
Pulp Dx: Pulp Necrosis
Periapical Dx: Chronic apical abscess
Recommended Tx: RCT
同日、治療へ移行した。
☆この後、治療動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。
#20 RCT(2025.6.27)

K#25で穿通したのでMAFは#60.02だろう。
以下のように治療している。

PA, CBCTは以下だ。



側枝にシーラーが入ったのはたまたまで、狙ってやったものではない。
そこを誤解のないようにしたい。
ここから1年が経過した。
Post-op 1yr recall(2026.6.26)






1年前の初診時と比較した。

Sinus tractは消失し、頬側の皮質骨も大幅に回復した。
が、完治はしていないので来年もまたきていただくことになった。
ということで、初診では他院で、歯が折れているから抜かないといけない!と言われていたがその必要はなかったのである。
多くのそうしたトラブルを抱える患者さんへ。
歯が折れているかどうか?は抜歯し、歯牙を直視しなければ分かりません。
この日の記事があなたの福音?となれば幸いです。