以前の治療の続き。

前回まで、#19 MのRe-RCTをしている。

今回は、#19 DのApicoectomyだ。

治療の前に、その見通しを説明しよう。

CEJよりも10.5mm先にApexがある。

そこに到達するには、歯槽骨を1mm Osteotomyしなくてはならない。

そして、Apexから3mmで切るには頬舌的に5.7mmの切断が必要だ。

これが、容易なのか?困難なのか?だが、私は容易であると考える。

その理由は、

Advanced Course 2025

で説明します。

受講者はお楽しみ?に。

ということで、この日にApicoectomyへ移行した。

☆この後、外科動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。


#19 D Apicoectomy(2025.3.3)

ペリオプローブで長さを計測し、思しき部位をOsteotomyした。

Apexを発見・触知した。

これでApicoectomyが行うことができる。

この後、3mm Root resectionした。

メチレンブルーで染色し、

のような形態になっているか?確認した。

問題はないだろう。

この後、Retroprepした。

この際のポイントは何だっただろうか?

それに返答ができれば、あなたはApicoectomyで切断時のベベルに悩まされることはないだろう。

詳細はこれも

Advanced Course 2025

でお話しします。

この後、Retrofillingした。

術後にPA, CBCTを撮影した。

問題はないだろう。

縫合して終了した。

次回は1年後である。

またその模様をお伝えしたい。