紹介患者さんの治療。
主訴は、
かぶせた前歯が痛く前歯に力を入れると圧迫感が強く痛む。つながっている冠が入っているので外さずに治療したい…
である。
Pre-op Endo Test(2025.6.16)

#8にSinus tractがある。
外科が決定的な感じだ。
PA, CBCTも撮影した。




#8根尖部の歯槽骨の欠損は頬舌的に骨が抜けている。
大きな欠損なので回復には時間を要する。
さて、治療だが、上顎前歯部は連冠で#8は根尖部が短くなっている。
Apicoectomy時に工夫が必要だろう。
反対側同名歯と比べApexまでの長さが、

1.7mm程度短いことから切断の長さは1.5mm程度にした。
その際は、

5mm頬舌的に歯根を切断することになるが、たいした幅ではない。
実に容易なApicoectomyだ。
Pre-op Endo Diagnosis(2025.6.16)
Pulp Dx: Previously treated
Periapical Dx: Chronic apical abscess
Recommended Tx: Apicoectomy
⭐︎この後、外科動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。
#8 Apicoectomy(2025.6.16)
2歯遠心の#6の遠心に縦切開を入れて外科がスタートした。
#7はSubmarginal状に石灰を入れている。
そこから遠心はパピラベースだ。
右利きなので、右→左へ向かう剥離の方が操作性がいいというのもある。
が、これは個人差だ。
そんなところに切開を入れると審美性が!と言う人もいるので。
短針でApexを触知した。
ここを1.5mm切断する。
Retroprepした。
Retrofillした。
術後にPA, CBCTを撮影した。



最後に縫合した。
次回はこの治療の経過観察の模様をお伝えしたい。
