先日、今年のBasic Courseが開催された。
参加者は今年はコロナの影響もあり6人であったが、講師に質問しやすく自由な雰囲気で講義を受けれるのでそれもいいと思う。
そして今年の受講生の特徴は全員が自分の意見を持ち、それを講師にストレートにぶつけてくるということだ。
昨年(2020年のBasic Course)では見られない光景である。
まず私の自己紹介をした。
ここ数年はジェットコースターに乗っているかのような人生である。
登って登って登り切って、そして脳出血が起きて谷へと転げ落ちた。
多分、もうこれ以上失うものはない?だろう。
この日のテーマは以下のような項目だ。
昨年とスライドをガラッと変えている。
覚えやすくするために症例に基づいてプレゼンを作成した。
歯内療法の何を知れば、何が予想可能だっただろうか?
実際の症例を用いて、初診患者へのプレゼンテーション方法を参加者に公開した。
あのような方法で私はいつも患者に説明している。
そう、あの人がかつてやっていたように。
あなたは歯内療法の分野においては、サイババ?になれるのだ。
そして歯内療法において重要なのは、無菌的処置である。
無菌的処置の有効性は誰によって何を否定させただろうか?
午後からは診査・診断について解説した。
どの検査方法が最も信頼できる歯髄の検査方法だっただろうか??
何が優先されるべき検査方法だっただろうか?
歯内療法臨床で行わなければならない最低限の方法は何だっただろうか?
また根尖部の診断はどのような方法があり、それぞれどのようなやり方で行っただろうか?
これらを整理して歯内療法学的な病名をあなたは付けられるだろうか?
最後に次回の説明をして終了した。
次回は5/16(日) 10:00~ 博多近代ビル会議室 106号室で行われる。
わからない部分はメールでも質問をお待ちしています。
皆さま、お疲れ様でした。