今日は臨床に?役立つ??情報をお伝えしよう。
臨床家の頭を悩ますのは、
Pul急発ではなく、Per急発である。
Pul急発なら麻酔も効くし、
Full Pulpotomyでコントロールできるからである。
が、Per急発は違う。
麻酔が効かない。
痛みが取れない。さて、このような時、何をすればいいか?といえば、従来は、
嵐が通り過ぎるのを待つしかない
と言われてきた。
しかし、これをどうにかする方法は、実はある。
私が知る限り、この方法だけだ。
ただし、英語論文でこの方法を正当化するものはないという事実だけあらかじめ言い訳しておこう。
例を挙げる。
患者さんは急患で、#7が死ぬほど痛い!という主訴で来られた。
あなたは何が原因と捉えるだろうか?
これは、完全に、術後から、
Asymptomatic irreversible pulpitis
である。
それが進展して、
Pulp Necrosisになったのだろう。
意味が???なあなたは、リングに立つ資格もないので、来年の
Basic Course 2025
でお待ちしています。
さておき、このようなケースでは麻酔も意味がない。
奏効しないからだ。
そこで私はどうしたか?といえば、
Super Bondによる歯牙固定
である。
するとどうだろうか。
あれだけ死ぬほど痛い!という症状が、Super Bondが硬化した7分後に、消失した。
これはなぜだろうか?
といえば、私は思うに、
歯根膜炎が軽減されたためである
と考える。
が、真実は知る由もない。
というまあ、今日は臨床のコツでした。