以前の治療の経過観察。

過去記事は以下である。

1ヶ月前から歯茎が腫れて痛みがあった。今は落ち着いている…が、物を噛むと痛い。噛み締めると特に痛い〜#15 Intentional Replantation

1ヶ月前から歯茎が腫れて痛みがあった。今は落ち着いている…が、物を噛むと痛い。噛み締めると特に痛い〜#15 Intentional Replantation 1M recall

1ヶ月前から歯茎が腫れて痛みがあった。今は落ち着いている…が、物を噛むと痛い。噛み締めると特に痛い〜#15 Intentional Replantation 2M recall

1ヶ月前から歯茎が腫れて痛みがあった。今は落ち着いている…が、物を噛むと痛い。噛み締めると特に痛い〜#15 Intentional Replantation 6M recall

さあ1年経過して、歯牙はどうなっただろうか?

#15 Intentional Replantation 1yr recall(2024.11.27)

いかなる臨床症状もない。

アンキローシスを疑わせる打診検査時のメタリックサウンドもなかった。

初診時と比較した。

術前の根尖病変、Intentional Replantationに伴う歯槽骨の欠損部分は歯槽骨に置き換わった。

組織が再生したのだ。

このように、

歯内療法は根尖部の歯槽骨の再生を図れる唯一の歯科医療である

ことがこのケースからもわかるだろう。

またこの1年という時間が、アンキローシスに罹患しているかどうかの分水嶺になる時間

であり、打診試験でいかなる金属音もなかったことから、早晩、アンキローシスに悩まされることはないだろう。

ということで、この日で診療は終診させていただいた。

長い間、お疲れ様でした。

これからも、お元気で。


ということで、このHPの読者?の方、お気づきだっただろうか?

今週はIntentional Replantationのケースのみをご紹介した。

このように当歯科医院にはこの手の治療の依頼が凄まじく多い。

稀に、

患者さんからIntentional Replantation希望

という紹介状もあるくらいだ。

まあこんな意味のわからない?ことなどしないに越したことはないのだが…。。。

が、逆に言えばこの治療があてもない適当な歯科医療ではない、ということもわかるだろう。

あなたは、この“現実”をどう考えますか?