紹介患者さんの治療の経過観察。

主訴は、

以前治療した左下奥歯が痛む…

である。

Pre-op Endo(2024.6.17)

#19 Cold N/A, Perc.(+), BT(+), Palp.(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

臨床症状の原因は#19の近心根の根尖病変だろう。

再根管治療に見込みはないため、Apicoectomyなのだが

当該部位を2mm Osteotomyすると#19 MのApexが発見できそこを3mm切断するには頬舌径が6.2mm必要である。

難易度は中だろう。

なぜか?

それがわからないあなたは

Advanced Course 2026

でお待ちしています。

Pulp Dx: Previously treated

Periapical Dx: Symptomatic apical periodontitis

Recommended Tx: M Apicoectomy

お仕事が多忙(医師の患者さん)のため、休暇ができた時の治療となった。

☆この後、外科動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。


#19 M Apicoectomy(2025.1.9)

歯肉が薄く剥離しにくい…

当該部位をOsteotomyした。歯槽骨は2mm削合する必要がある。

Apexを3mm削除し取り除いた。

逆根管形成はMB-MLを往復しなければならないが、

間がかなり離れているので逆根管形成には時間がかかる。

逆根管充填するが、その際はペントロンジャパンのエンドセム MTA クイックペースト Rで逆根管充填することにした。

術後にPA, CBCTを撮影した。

問題はないだろう。

最後に縫合して終了した。

ここから1年が経過した。

その結果はどうなっただろうか?

Post-op 1yr Endo test(2026.1.20)

 

術前の臨床症状は消失した。

外科の切開線の痕もない。

まさに完治だ。

術後の骨欠損は完治した。

ということで経過観察も終了である。

長い間、お疲れ様でした。