以前の治療の経過観察。
再治療後に疼くような痛みが出たとかかりつけ医の先生から連絡があった。
#14 Post-op 3M recall(2026.8.25)



MB


DB

P

3ヶ月前と比較した。

MB, DBの根尖病変は巨大化していた。
これが圧痛に寄与している可能性が高いだろう。
ということで、2根同時の外科治療が決定的となった。
その際は、
MB

DB

MB,DBは繋がっている第2大臼歯のような歯牙であるので,
というよりも,
MB,DBの2根の根尖部に病変があるのでMB+DB Apicoectomyが必要である。
その予後は、

文献的には
90%
である。
外科治療の際は、

に気をつけなくてはならないだろう。
時間との戦いになる。
また、MB+DBともにOsteotomyが必要なケースだ。
が、その厚みは1mm程度で難しさはさほどない。
☆この後、外科動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。
#14 MB+DB Apicoectomy(2026.8.25)
MBのApexは歯槽骨から8.5mmの位置にあり、同部の歯槽骨を1mm削るとMB Apexは顔を出すはずだ。
顔を出せば、Apexから3mmを削合するがその際の頬舌的幅は6.5mmである。
やや厚い歯牙である。
と、CBCTを撮影し分析するとここまでわかるのである。
これはPAでは一切、分からない情報だ。
もう被曝量が!と固執するのは諦めるべきだろう。
誰がこの意見に反論できようか。
逆根管形成はせずに、DBもRoot resectionすることにした。

MB,DBは予測通り繋がっている。
これもCBCTでなければ, 分からない情報だ。
あなたはそれでも…まあもう止めておこう。
DBから逆根管形成+根充していった。
なお、逆根管形成する際に以下のような工夫をしていることを述べておこう。
歯根に平行にRetroprepするには、歯根をサクションで隠されるとどういう方向に削合しているか?わからなくなるので、このように歯根の表面にサクションを置かないようにしてもらうことが重要だろう。

次がMBである。
術後にPA, CBCTを撮影した。


MB

DB

B

問題はないだろう。
縫合して終了した。
次回は半年後である。
またその状況をお伝えしたい。
さて。
私が今日の記事で皆さんに伝えたかったことは、
非外科的な歯内療法には限界があり、それをカバーするにはApicoectomy/Intentional Replantationができなければならない
という臨床的メッセージだ。
あなたはどちらの道を選び、進んで行きますか?
ネジ入れ/顔面ボトックス注射野郎で,
前歯を天然歯でも金のために削る,
自称審美歯科医師か,
“人の歯を保存する, 本来の歯科医療のあるべき姿に従事する” 歯科医師になりますか?
答えは…
自明だとおもいますが。
それを支援するのが、
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です。
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