お詫び
ある方から指摘されましたが、Basic Course 2023の日程が間違っていました。
現在は修正してアップしていますので、お間違えのないようにお願いいたします。
このブログにある日程が正式日程です。
Basic Course 2023の欄も書き直しておきました。⇨https://fukuoka-endodontics.com/?page_id=45
改めてよろしくお願いいたします。
松浦
Basicコースと聞いてあなたは何を思うでしょうか?
Basic=基礎⇨基本的な歯内療法のコースと思うでしょうか?
だとすればその予想は大きく外れています。
単純明快な内容を伝えることが、Basicコースの目的ではありません。
Basicコースの具体的なゴールは、生活歯髄療法、根管治療、再根管治療を中心とした基本的な非外科的歯内療法に対する精通とその臨床実践を最終目標にしています。
具体的に言えば、このコースのゴールは非外科的歯内療法ができるようになっている、そしてそれらに対して精通している自分になることです。
あなたに必要なことは明日から変わった自分と向き合うことかもしれません。
そのためにはあなた自身が大きく変わらないといけないこともあるでしょう。
私はその手助けをします。
また歯内療法処置は、日々の臨床で誰もが行うもの?であるにも関わらず、様々な考え方が一人歩きし多くの先生方を惑わせています。
歯内療法臨床に対する苦手意識が強い先生が多いと思いますが、臨床で重要なのはレントゲン的に鮮やかに見える根管充填処置を世に提示することではありません。
歯内療法 Basic Course 2023(講義+実習)は、臨床歯内療法に関わる様々な問題を解決していくための歯内療法の年間コースです。
文献に基づいて様々な引き出しを診療で繰り出せるようになることを目的としています。
頭の中で知識が整理されていなければ臨床でアウトプットすることはできません。
意思決定の連続が一連の根管治療の流れにつながるからです。
講義内容は膨大なLiterature reviewに基づき, 日々の臨床に直結した講義になっています。
また2023年からのBasicコースでは、
マイクロエンドの実習を昨年よりも多くしただけでなく、手を使った実習が2回に1回行われるようにしました。
抜去歯牙での根管形成~根管充填、 尖通の方法、湾曲根管の攻略、合流根管に対する考え方、レントゲン的に鮮やかに見えかつ長期的予後を期待できる根管充填の方法、再根管治療、支台築造などを行います。
また今回から根管洗浄&支台築造でも実習を行いながら講義を行います。
また、2023年はライブオペをコースの中に多く入れる予定です。
根管治療や再根管治療を中心とした歯内療法処置を提示し、皆さんの将来の治療への参考になるようにしようと思っています。
そして3年前より、Course内容は当歯科医院のHPのブログの欄で復習が行えるようにしています。⇨https://fukuoka-endodontics.com
より実践的な内容に大きく刷新して生まれ変わった、Basic Course 2023にご期待ください。
☆Basic Course 2023の定員はあと数人で締め切ります。お申し込みはお早めに。もし定員に溢れた場合でも、申し込み金を支払っていただければ、Basic Course 2024の定員として確保しますのでよろしくお願いいたします。
2023年度 日程
第1回 4/16(日) オリエンテーション、無菌的処置の重要性、難治化した場合の原因とその対処と予防法、診査・診断、相互実習(Cold Test, Percussion test, BT test, Palpation test, Pocket Probe, Mobility check)
第2回 5/21(日) 米国歯科大学院における根管形成方法、作業長の決定方法、拡大号数(MAF)の決定方法、グライドパス、メカニカルグライドパス、上下前歯、小臼歯の解剖学的特徴、上下大臼歯の解剖学的特徴、根管充填方法
第3回 6/18(日) マイクロエンド実習(前歯・小臼歯・大臼歯)
第4回 7/9(日) マイクロエンド実習(大臼歯)
第5回 8/20(日) ライブオペ予定(Initial RCT), 根管貼薬、水酸化カルシウム貼薬実習, 仮封, 仮封実習
第6回 9/10(日) 根管洗浄(根管洗浄剤の種類とその選択, Positive Pressure, Patency File, MDA, Ultrasonic, Sonic, Negative Pressure)✳︎実際に手を動かして実習を行いながらの講義となります。
第7回 10/15(日) ライブオペ予定(Re-RCT),再根管治療の意思決定と実際
第8回 11/19(日) マイクロRe-RCT 実習(ポストコア除去、ファイバーポスト除去、破折ファイル除去、穿孔封鎖)
第9回 12/17(日) マイクロエンドテスト(大臼歯)
第10回 1/21(日) 支台築造、支台築造実習(レジンコアのみ+ファイバーポストコアを用いたレジンコア実習)、歯内療法処置済み歯の修復治療
第11回 2/18(日) 生活歯髄療法
第12回 3/17(日) 外科的歯内療法(歯根端切除術)の基礎、受講者による症例発表、修了証授与
会場 まつうら歯科医院 歯内療法専門室 研修会場
時間 10:00~17:00(9:30開場)
会場 まつうら歯科医院 歯内療法専門室 研修会場
時間 10:00~17:00(9:30開場)
受講方法
以下の必要事項をご明記の上、Eメールendomatsuura@gmail.comまで送信の後、ご入金ください。
お申し込み金またはお申し込み金+受講料の全額・半額振込確認をもって登録とします(入金後の返金はご遠慮させていただきます)。
<必要事項> ご氏名(ふりがな)、ご連絡先電話番号、ファックス番号、ご勤務先名を明記ください。
<お申込先Eメール> endomatsuura@gmail.com
<申込金> ¥70,000(税込費用)⇨コースに申し込み時に, 1週間以内にお支払いください。申込金の振込確認を持ってコース参加とさせていただきます。
<受講料> ¥730,000(税込費用)⇨2回までの分割払い可能。前期分¥365,000を3/31まで に、後期分¥ 365,000を9/24までにお振り込みください)
<お振込先> 福岡銀行 姪浜支店 普通口座 2491741 口座名義: 松浦 顯(マツウラアキラ)
(恐れ入りますが振込手数料はご負担下さい)
<受付締切日> 2023.3.31(定員になり次第終了)
<定員> 10名
*単発受講はできません。
*2017年度~2018年度の講義のみのコースに参加されていた先生で欠席された先生は当該内容の講義に補講として参加できます。
*2017年度~2018年度の講義のみのコースに参加されていた先生で実習参加希望の先生は別途 実習費用をお支払いの上、参加できます。(費用は講師に直接ご確認ください)
*2020~2022年のBasic Courseに参加されていた先生で当該講義を休んだ先生は補講できますので 松浦 endomatsuura@gmail.comまでご連絡お待ちしております。
*出席ができない回に関しては, 2024年度のBasic Courseを受講ください。
受講に際してご自身で準備していただくもの
講義時
- パソコンもしくはPDFが受信できるような媒体(ipad, iphone,USBメモリなど)
- 筆記用具
実習時
- 白衣
- 抜去歯牙(チャンバーオープンした状態でお持ちください。)実習で治療したい本数お持ちください。丸1日実習しますので4~6本程度お持ちください。なお、親知らず不可とさせていただきます。理由は臨床で親知らずを根管治療することなどほぼないからです。受講生がご希望の場合は当歯科医院でインド人の抜去歯牙を準備いたします。1本¥1,000(税込)で販売いたします。もしくは、以下のサイトでご購入ください。→https://bforbones.com
- ルーペ (お持ちの先生のみ。ライト付きが望ましい。)
- ProTaper Universal/Gold SXまたはEdgeTaper Platinum SX
- HyFlex EDM 25mm #10.05, #20.05, #25.V, #40.04,#50.03,#60.02
- C+ File 25mm #10,#8,#6
- ジッペラー Kファイル #10 25mm, 31mm
- AM File 25mm #25
- VP-tip
- Helseピエゾチップ エンド用 Sタイプ(サテレック・NSK対応) E15/ファインダー
- Wave One Gold 25mm #15,20,25,35,45