以前の治療の経過観察。
記事は以下になる。
#4 D部 Perforation repair, Core build up with Fiber Post, Apicoectomyから半年経過①
#4 D部 Perforation repair, Core build up with Fiber Post, Apicoectomyから半年経過②
この時からさらに時間が経過した。
つまり、#4 Apicoectomyを行なって1.5年経過する。
その模様を今日はお伝えする。
Apicoectomyから1.5年経過した。
さてApicoectomyした部分はどうなっただろうか?
#4 Apicoectomy 1.5yr recall(2022.11.7)
初診時にあった主訴=
右上の歯が常に腫れていて膿が出る、疲れている時に痛みがあるは消失しているは依然として消失しているという。
ホッとする状態だ。
PAを撮影した。
最終補綴が既に装着されている。
紹介歯科医院からはCBCTもいただいていた。
以下になる。
#4 Apicoectomy 1yr recall CBCT(2022.11.7)
咬合面観であるが初診時と比べると大きく歯槽骨が遠心部分に添加しているのがわかる。
ほぼ再生したと言っていいだろう。
次が頬側面観である。
歯槽骨の再生が手に取るようにわかる。
次が近心面観である。
初診時とApicoectomy 1年後を比較した。
初診時(2021.6.28)vs Apicoectomy 1.5yr recall(2022.11.7)
根尖部・歯根周囲の歯槽骨の吸収が回復されている。
上顎洞の粘膜の肥厚も落ち着いている。
患者さんはこの術前・術後の違いに驚きそして喜んでいた。
というわけで1yrリコールは無事に終了した。
こうした治療を嫌う人もいるが…私は90%もその力を発揮できる素晴らしい治療だと思っている。
次回は1年後である。2yr recallを行う予定である。
次回まで少々お待ちください。