以前の記事の続報。

Apicoectomyをして1.2yr経過していたにもかかわらず予後不良?気味であった症例の治療介入であった。

Apicoectomyしたにもかかわらず、Palp.(+)であった。

PAは以下になる。

1.2yr Recall(2022.7.21)

Apicoectomyでは治癒しないので、Intentional Replantationを行った。

#7 Intentional Replantation(2022.9.16)

☆この後、治療に関わる動画が掲載されます。気分を害する方はSkipしてください。

抜歯窩を観察するとなぜ私の治療が奏功しなかったか?理由がわかると思う。

逆根管形成して逆根管充填した。

PAは以下になる。

抜歯窩に戻してPAを撮影した。

さて、ここから2ヶ月経過してIntentional Replantationを行った部位はどうなっただろうか?

この日に経過を見ることとなった。

#7 Intentional Replantation 2M later recall(2022.11.14)

患者さんにはいかなる臨床症状もないという。

口腔内をまずは観察した。


歯牙の動揺は見られなかった。

また診査を行ったが、治療前に感じていたPalp.(+)は消失していた。

PAを撮影した。

根尖部の歯槽骨が戻りつつあるのが確認できる。

画像を比較してみた。

次回は治療を行なってから半年後の2023.3にRecallを行う予定である。

その際は、CBCTを提示して3次元的に比較をしてみようと思う。

それまで少々お待ちください。