紹介患者さんの治療。

主訴は

悪いところは全て治療したい

である。

歯内療法学的検査が行われた。

初診時歯内療法学的検査(2022.11.7)

#20 Cold+5/3, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL)

#21 Cold N/A, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL)

#22 Cold+3/3, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL)

PAは以下である。

術前 PA(2022.11.7)

CBCTも撮影した。

初診時 CBCT2022.11.7)

根尖部病変がある。

治療が必要である。

と言うことで診断は以下になった。

#21

Pulp Dx: Previously Treated

Periapical Dx: Asymptomatic apical periodontitis

Recommended Tx: Re-RCT

推奨される治療は再根管治療である。

理由は治療が途中でストップしているからだ。

根尖部までどうしてきちんと形成しないのだろうか?私は不思議でしょうがない。

ということで治療計画に同意され、再根管治療が別日に行われた。


クラウンを除去し、メタルポストを除去した。

その後、カリエスを除去しラバーダムをかけて再根管治療が行われた。

さて根管の内部はどうなっているだろうか???

☆以下、治療動画がでますので気分を害する方はSkipしてください。

治療内容は以下になる。

#21 Re-RCT① Gutta Percha Point除去〜ポイント試適まで(2022.11.14)

試適のPAを撮影した。

問題はないと判断し、BC sealerを用いて根管充填した。

#21 Re-RCT② Gutta Percha Point+BC sealerによる根管充填(2022.11.14)

最後に支台築造し、確認のPAを撮影した。

問題はないと思われる。

ということで1回法で再根管治療は終了した。

次回は半年後に経過を見る予定である。

それまで少々お待ちください。