脳出血で倒れたのが、2019年3月初旬。
そこから時間が約4年経過した。
先日、かかりつけの病院で血液検査、血圧、未だ残る脳動脈瘤の精査等を行うと、
血液検査の結果はどの項目も基準値以内で、
血圧も正常値、
脳動脈瘤も現状維持で、
医者から遠方への宿泊込みの遠征がようやく許可された。
なぜ今まで禁止されていたか?と言えば、遠方で何かあった時に誰も助けられないからである。
2019年に東京の講演に勝手に行った時は医者から叱られた。
その後、コロナになり日本全体が止まった。
と言う中から時間が流れ、私はようやく“娑婆”に戻れることになったのである。
この4年の感想はとにかく長かったの一言である。
この4年間で私の元から去った人は多くいた。
博多駅東の歯科医院はなくなり、患者は全て消えた。
雇うから治療ができるか抜去歯牙で見せろとか、
某研修会の講師をさせるからよろしくと言って後ろ足で砂をかけて平然としている野郎もいた。
そしてなぜか知らないが、世間に謝れと宣った人もいた。
また意味不明なDVDの会社に色々と迷惑をかけられたこともあった。
未だにそのセミナーでのセミナー準備費用(Ni-Ti File, シーラーなどの物品費用, Gutta Perchaなど)は支払ったという証拠を見せろ!と返金されていない。が、撮影されたものは世に販売されているようだ。
これらのこと…
この事柄を彼らは全員、全く覚えていないだろう。
が、私は覚えている。
脳血管を切ってもだ。
まず何かする前にやることがあるのではないか?と私は思ってしまう。
古い人間なのだろうか?
その後、程なく遠方へバイトに行き糊口を凌いだ。
そしてセミナーを通じて、新しく多くの人との出会いがあった。
セミナーで大学の後輩を通じて、昔の友人と久々に電話で話すこともできた。彼は非常に元気そうだった。
ぜひまた会いたい!と思わされた。
そして、多くの人から感謝されることもあれば、さげすまされることもあっただろう。
私は全員を愛せないし、皆さんの中には私を嫌いな人もいるのは仕方がない。
やがて人はみんな死んでいく。
私も、そしてあなたもだ。
また、悲しい別れもその最中にはあった。
未だに私はそれをトラウマのように引きずっているのかもしれない。
私のように脳に関わる病気をすると、職場を失い、復帰するまでにかなりの時間を要する。
皆さんも健康に気をつけてください。
そして家族と友人を大事にしましょう。
ということで、娑婆に戻れるこの状況を記念?して、倒れる直前に東京で行っていたセミナーを新しい内容をいれて、今年の7月30日に北欧歯科の加藤先生をモデレーターに再び行うことになった。
詳細は以下のページを参考にしていただきたいが、その内容をこのブログでもアップしよう。
クレセルという長年、加藤先生の師匠である熊谷先生のセミナー、スタディグループなどを請け負っている会社で、ここの協力で行うことになった。
セミナーのテーマは2つである。
Part1 歯髄を残す:Deep Cariesに対する最新の歯髄保存療法(小児編・成人編)
多くの研究により、20歳以下の歯髄には「感染に対する防御力」といってもよい強い力が備わっていることがわかっています。
若い歯髄の力を生かした現代の生活歯髄保存療法は、一般歯科医および小児歯科医が身につけておきたい知識と技術です。
しかしながら、実際の臨床の現場では、歯髄に近接するう蝕に対するアプローチは術者一人一人のバックグラウンド、臨床哲学によって異なります。
また商業誌上などでBioceramic materialsをはじめとするマテリアルの発展により多くの患者さんの歯髄が救えるかのように報じられたり、情報が錯綜している様子を散見します。
他方、歯髄が「力」を失いつつある、中高年、高齢者の深いう蝕には若年者とは異なるアプローチが必要です。
この講演会では、古典的な文献、最新の文献を系統的に整理し、現代の生活歯髄療法に関するまっとうな知識の獲得、臨床応用力を身につけることを目的としています。
Part2 痛みがとれる:急化Pul & 急化Perに対して米国歯内療法専門医が行う最もシンプルで確実に痛みの止まる応急処置方法
歯科医院を開設していると、初診時に痛みを強く訴える患者も多いです。
痛みのマネジメントなくして患者との信頼関係は築けないものの、びっしりと詰まった予約時間の中で、結果が出て(痛みがとれて)、時間がかかならい(効率的)方法とは何でしょう
その答えは最新のエビデンスの中にあります。
まだ開放をしていませんか?
まだ根の先端まで拡大をしていますか?
抗生物質を処方していますか?
咬合調整をしていますか?
強い痛みを訴える歯に麻酔を効かせることはできますか?
これらに疑問がある方は、あなたの患者のために夏の1日をこれらの学びに充てることをオススメいたします。
このセミナーで学べること
– 若年者(〜20歳程度)の「歯髄に近接するう蝕」の歯髄保存を目的とした治療方法
– 成人の「歯髄に近接するう蝕」の歯髄保存を目的とした治療方法
– 急性歯髄炎に対する効果的で適切な応急処置方法
– 急性根尖性歯根膜炎に対する効果的で適切な応急処置方法
– MTAはもういらないのか、バイオセラミックを使えば予後が良いのか。
– 乳歯のエンドはどうすれば良いのか。
特典
– 会場参加の方もオンラインでの復習(振り返り視聴※1週間)が可能です。
– 会場参加、オンライン参加の方に後日講義資料を配布いたします。
受講対象・・・歯科医師
通常は2日にわたる内容を、ギュッと凝縮して1日で学べる非常に効率のよいセミナーです。
常に高い受講者満足を誇る、米国歯内療法専門医の松浦顯・歯科医師のセミナーにご期待ください。
講師・モデレーター
日時・会場
日時
2023年7月30日(日)
9:30〜17:30(9:00開場)
会場
御茶ノ水トライエッジカンファレンス
→https://try-edge.infield95.com/?utm_source=gmb&utm_medium=cpc
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目2−5 御茶ノ水Nkビル 11階
tel. 050-1865-4512
オンライン参加
Zoomを利用したオンライン同時配信を行います。
特典
会場参加の方もオンラインでの復習(振り返り視聴※1週間)が可能です。
会場参加、オンライン参加の方に後日講義資料を配布いたします。
参加費用(税込み)
早期申込み(2023/4/31まで)
会場参加(定員50名)
44,000円/1名
オンライン参加
55,000円/1名
通常申込み(2023/5/1以降)
会場参加
66,000円/1名
オンライン参加
77,000円/1名
会場参加費は昼食代を含みます
お振りこみ先
三菱UFJ銀行 春日町支店 店番062 普通 0053352 クレセル株式会社
- お振り込み手数料はご負担いただくようお願いいたします。
- お申しこみは入金をもって確定とさせていただきます。
- ご入金後のキャンセルになった場合は、いかなる理由でも返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。
- 領収書は発行いたしません。金融機関の振り込み明細書をもって領収書の発行に代えさせていただきますことご了承ください。
お申しこみ・お問いあわせ・変更
お申しこみ→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSev-c8pBMAbhIMghwgOIw1YIG4pCjLB2w_Rf44AerTLJrPVQA/viewform
お問いあわせ・変更→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScqpCtV0LpN2atkVp7XkZxSgcEQfZN6eHI5atF-MGPiUCcs6A/viewform
以上になります。
多くの先生の参加をお待ちしています。