過去の治療の経過観察。

#4 Apicoectomyを2022.6.6に行っていた。

抜髄処置後の経過が不安なのは?〜#4 Core build up with Fiber Post→Apicoectomy

詳細は過去記事をご覧いただきたい。

さて、ここから1年が経過した。

あれからどうなっただろうか?

患者さんは遠方にお住まいなので久々経過観察に来ていただいたのがこの日だ。


#4 Apicoectomy 1yr recall(2023.7.1)

処置前の#4の病名は

Pulp Dx: Previously treated

Periapical Dx: Asymptomatic apical periodontitis

で、いかなる症状もなかった。

これは術後も変わらなかった。

PA(2023.7.1)

根尖病変及び、Apicoectomyで削除した根尖部の骨欠損は回復しているように見える。

が、所詮PAだ。

真実はCBCTの中にある。

CBCT(2023.7.1)

根尖病変は消失した。

術前、術後を比較してみよう。

#4 Apicoectomy 術前(2022.6.6)vs術後(2023.7.1) 比較

#4のApexに存在していた根尖病変は消失し、歯槽骨にChangeした。

治療は成功を見ていると言っていいだろう。

が、再(外科)治療なので4年は経過を見る必要がある。

また患者さんには来年来ていただき、経過を見させてもらう約束をした。

次回、1年後に再度お伝えいたします。