以前の記事の続き。

Advanced Course 2022 第1回〜Apicoectomy

今年の1月にApicoectomyを行っていた患者さんである。

あれから半年経ってどうなっただろうか?

患者さん曰く、

Ope後少し痛みがあったが、今は全くどうもない。疲れて歯が痛むということも無くなった。

ということである。

これは期待できるかもしれない。

歯内療法学的検査(2023.7.19)

#7 Cold+2/2, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

#8 Cold NR/20, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

#9 Cold+3/3, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

#8のSinus tractは消失した。

術前のPalp.(+)ももはやない。

PA(2023.7.19)

外科後の部位がかなり治癒していることがわかる。

いい傾向だ。

CTで確認もした。

CBCT(2023.7.19)

外科処置した部分にはだいぶ歯槽骨が添加してきている。

治癒傾向だ。

症状も何もない。

問題なく治癒へ向けて経過している状態だ。

初診時と半年経過時を比較した。

初診時(2022.12.19)vs 6M recall時(2023.7.19)

病変がかなり縮小していることがわかる。

が、道半ばだ。

まだ経過は追わなければならない。

次回はさらに半年後の2024.1である。

そこで1年経過する。

その際の状況をまたご報告したい。