6/9(日)は、まつうら歯科医院で、Advanced Course 2024 第1回目が行われた。
テーマはApicoectomyの応用編
である。
術式に沿って、説明した。
今回のブログは私が感じたことを文章でのみ表現しよう。
使用する麻酔は日本には販売されていないものである。
それを手に入れるには、個人輸入しかない。
それをどのような順序で麻酔するといいだろうか?
止血を得るには、根尖部には何本の麻酔が必須だろうか?しかし、これは教科書的なものではなくあくまでも経験談だが。
切開は、なるべく瘢痕が残らない方法が喜ばれるだろう。
歯肉退縮は仕方がない。
それが嫌なら、Apicoectomyするなという話である。
そういうことでガタガタいう人間は、歯内療法には適さない。
どうぞ、抜歯してImplantを埋入してください。
OsteotomyはApexを見つけることを主眼とする。
どこにApexがあるか?はCBCTでCEJよりApexまでの距離を測定し、それをユニット横に貼り付ける必要がある。
そして3mm, Root resectionする。
その際は、頬舌的に何mm切断するか?を事前にCheckしなければならない。
それ無くしてApicoectomyは成り立たない。
そして、バーは新品のものを使用することだ。
また、切断したらベベルがついていることがある。
それを切断時に知るにはどうすればいいだろうか?
また、ベベルがついていると仮定して、どれくらい逆根管形成すればその問題を回避できただろうか?
そのためのKeyとなるのは、新品の超音波チップだ。
そこをもったいない!としていては、目標が達成できない。
目標を達成するには、常に新品のものを使用しなくてはならない。
そして、近遠心充填は2019年から私はLid Techniqueに変更している。
これが最も止血という医療行為に苛まされずに済むからだ。
そして術後は必ず、CBCTで逆根管形成・充填の確認。
問題があれば、修正する必要がある。
もはや、CBCTがない歯科医院での歯内療法はDangerousと言える。
そして縫合。
ペリオの問題がなければビシッ!と断面と断面を合わせる必要性はないことが理解できただろうか?
以下の絵が全てだ。
ということであっという間に1日は終了した。
この日感じたことは…
このような一方的なプレゼンテーションは私はもう飽きてしまった。
来年から、ケースに基づいてみんなでDiscussionしながら進めていく方法を取ろうかと私はこの日、考えた。
特に臨床術式に関わることは、だ。
来年から大幅に変えます。
ということで1日はあっという間に終了した。
1日、お疲れ様でした。