以前の治療の経過観察。

 

あれから1年が経過した。

外科治療した歯牙はどうなっただろうか?

#8 Apicoectomy 1yr recall(2025.5.15)

術前の臨床症状は消失した。

そして、

手術の傷跡が残っていない。

あんな適当な?縫合でだ。

曰く、ちゃんと縫合しないと歯茎が下がる!という主張を展開する人間がこの業界には存在する。

が、

この時と何か遜色があるだろうか?

こういう縫合が許せない人間が世の中にはいる。

歯茎が下がるじゃないか!という理論である。

そういう方は、

全ての人間が歯周病だと勘違いしている。

私が知る限り、

そうした疾患に罹患している人間は世の中の人口の10~20%だろう。

ちなみにうちの歯科医院には歯周病の患者さんがいない。

PA, CBCTも撮影した。

初診時と比較した。

Apicoectomy直後は、

であったが、1年経過すると、

歯槽骨が再生している。

最終補綴はOKだ。

そしてそれよりも重要なことは、

歯内療法は歯周病と違って完治させることができる

という点である。

ということでこの患者さんの経過観察も終診とさせていただいた。

長い間、お疲れ様でした。