バイト先の治療の経過観察。

Sinus tractがある石灰化が亢進した歯牙の再根管治療〜#31 Re-RCT 1回法

根尖病変が存在していたM根のみ、しかもMLは穿通すらできなかったので手をつけられなかった歯牙の再根管治療から1年が経過していた。しかもSinus tractがあった歯である。

1年でどうなっただろうか?

#31 Re-RCT 1yr recall(2025.5.27)

初診時と比較した。

初診時には

Sinus tractがあり、打診痛があった=Perc.(+) であった, #31はいかなる臨床症状もなく、術前の歯根を取り囲む根尖病変も消失した。

MLを根管形成していなくて、

Dも根管形成すらしていないのにだ。

この歯もやはり、

Selectiveに治療して劇的に効果が出ている。

再治療に対する治療のあり方が今後は変わるかも?しれない。

まあ昔からアメリカ大学院はこうだったけれど。

ということで最終補綴も既に装着されていることからこの日で終診となった。

長い間、お疲れ様でした。

いつまでもお元気で。