5/17(日)はまつうら歯科医院 歯内療法専門室で

Basic Course 2026 第2回

が行われた。

この日のテーマは、

アクセス窩洞形成

コロナルフレア形成

Hand Fileとテーパーの関係性

作業長の決定方法

HyFlex EDMによる根管形成方法と最大拡大号数(Master Apical File)の決定方法

グライドパスとメカニカルペイテンシー

現代の根管充填方法(Single Point ObturationとGutta Percha Pointの選択方法、消毒方法)

付録:各種歯牙の解剖学的特徴

であった。

年間のコースの中で最も重要な話の部分である。

ここがわからないと治療ができない。

以下のような流れで講義を行った。

以上のような流れで説明していった。

1. アクセス窩洞形成

アクセス窩洞形成は理想と現実が異なっている。

以下のような形態になる場合は、クラウンに穴を開けて形成するとき以外にないだろう。

それよりも重要なことは、歯の構造でどこがその梁になるのか?という知識である。

歯の構造のどこが、柱だっただろうか?

よく復習しましょう。

2. コロナルフレア形成(スカウティングとその方法とSXの重要性)

歯に穴を開けて根管口を発見したら次が作業長の測定であるが、その前に必要な処置がある。

それがコロナルフレア形成である。

それがうまくいかずに問題を起こしたCaseを基にして説明した。

チャンバーオープンすると…

P根は穿孔、

DBにはFile破折

MBは見つからず

これが患者の主訴につながっていたのかもしれない。

ルーペだけでは歯内療法が成り立たない理由がここにあるのである。

が、知識とマイクロがあれば、

泡が出るということは根管があり、

破折ファイルも上部で折れたものは容易に除去でき、

穿孔部も封鎖すれば問題なく保存できる

と確信を持って歯内療法ができる。

すると患者の支持につながるだろう。

これが

他院との差別化

である。

接遇やマナーをスタッフに学ばせても得られないだろう。

そんなものは医療でなく、マナー講習だ。

歯科医院に患者が求めるのは接遇でなく、治せるのか?それだけだ。

それは医療には不要とは言わないが、重要度は低いだろう。

そんなことよりも、知識があれば、

それは乗り越えられるのである。

では、どのような知識が必要だろうか?

それをこの日は伝えた。

ケースよりも何が重要か?をよく復習しましょう。

3. Hand Fileとテーパーの関係性

上部を拡大すれば次は作業長である。

作業長は通常、ハンドファイルでチェックする。

そのハンドファイルにはテーパーというものがある。

この理解が非常に重要でこの日の最重要項目であろう。

穿通させる場合、専門医は#10,8,6という順番で手用ファイルを使用して穿通を試みる。

#15は基本、使用しない。

なぜならかなりサイズが大きいファイルだからだ。

これを理解するには以下の成り立ちを理解・計算できる必要がある。

さすれば、なぜ#12.5がこの世に存在するか?が理解できるだろう。

ここまで理解して、テーパーについて解説した。

これがわかれば、以下に数字を書き込むことができる。

上記の絵の線の部分に数字をあなたは書き込めるだろうか?

書き込めなければ…歯内療法が得意にはならないだろう。

ここがスタート地点だ。

そしてこうした道具の特性を利用してかつては行われたテクニックが消えた理由があなたには理解できただろうか?

この内容があなたの当たり前になることを祈念しています。

4. 作業長の決定方法

作業長は電気的根管長測定器で決定する。

これ以外の方法はない。

その理論を説明した。

5. HyFlex EDMによる根管形成方法と最大拡大号数(Master Apical File)の決定方法

長さを測れば、根管形成である。

それを1枚にまとめると以下である。

この図が意味することをあなたはわかるだろうか?

そして形成の際は、

必要なことがあったがそれを第3者に説明できるだろうか?

ここも重要な部分だ。

が、この根管形成を何号まで行うか?であるが、

文献は何を語っていただろうか?

よく復習しましょう。

6. グライドパスとメカニカルペイテンシー

ではHyFlex EDM #10.05は何のために存在するか?と言えば、

基本的には穿通をしなければならない局面で使用するものであるというのが私の基本的なそれに対する臨床的意味である。

もちろん、K File #6,8で穿通できてそれが根尖孔外に出せない時に使用することはあるが、基本的にはそういう目的で使用するケースは稀だろう。

この際にCBCTを使用して以下のように行うのだがその方法がわかっただろうか?

ここは実習時にまた一人一人にその局面になればご説明します。

話を聞くだけでは分かりづらいでしょうから。

7. 現代の根管充填方法(Single Point ObturationとGutta Percha Pointの選択方法、消毒方法)

様々な根管充填の方法があるが、根管充填という行為自体は歯内療法では優先度はそれほど高くない。

なので、どんなシーラーを使用しようが問題はないが、できればバイオセラミックシーラーを使用すべきであろう。

その理由をまずはお伝えした。

バイオセラミックシーラー根充にはシーラーのチップが必須である。

これは日本では今では、モクダから唯一購入することができる。

それを受講者に伝えた。

最後にケース発表を行い、次回の実習の参考にしてもらった。

ということで1日はあっという間に終了した。

しっかり復習して次回の実習に役立ててください。

次回の実習は、

V&Dラボ

https://www.hehehe.info/アクセス

で行います。

まつうら歯科医院ではありません。

そして、実習にはインド人の歯牙を持ってきてください。

bforbones

でない方は購入できます。

親知らず不可ですので。

ということで、1日お疲れ様でした。

また来月の実習でお会いしましょう。