週末日曜日は, まつうら歯科医院 歯内療法専門室で
Basic Course 2026 第6回が行われた。

この日のテーマは
再根管治療
である。
今までとプレゼン・講義内容を全てに近いくらい変えている。
話の流れは以下だ。

まずは成功率からである。


再治療の成功率が根管治療の成功率91%よりも高いというこの論文の結果をまず提示した。
すると、


と、会社や治療方法を知りたくなるのが日本の臨床家のさがであるが、先人から学ぶという意識が必要だ。
以下が成功率の一覧である。

これを一つ一つ解説した。
いつもの話だ。
そして、その話の流れから、
なぜシングルポイントで根充した再根管治療が92%か理解ができただろうか?
もちろんそんなことは文献には書いていない
が、予想ができないだろうか?
これが理解できただけでも、あなたは他者よりも抜きん出ていると言えるであろう。
もし、わからなければ、LINEで聞いてください。
次が生存率だ。


成功をいくら語っても、長く持たない治療に患者はお金は払わない。
何年それが持つか?の方がもっと重要だ。
その数字はいかがわしいものだっただろうか?
文献は、あなたに、真実を語ってくれている。
そして次が、最新の再根管治療の考え方の紹介だ。




この文献をもとにケースを紹介した。

MBにのみ根尖病変がある。



この一連の画像から、どこに根尖病変があるか?を判断しなければならない。
が、それ以上に重要なことは、
どうやってこの絵を作り出すか?をあなた自身で知らなければならない。
そうでなければ、Selective Root Canal Retreatmentも何もあったもんじゃないだろう。




詳細は、以下で確認してください。
次が再根管治療の実際だ。

この中で特に重要なのが、④, ⑦だろう。



文献的にはこのような内容の根管形成、根管充填は、
米国では不適切と判断され、再根管治療に移行される。
いわゆる、
Underextension
と判断されるのである。
P根を修正した。

ここから7ヶ月経過したが、

7ヶ月で臨床症状、根尖病変ともに改善している。
ここから言えることは何か?と言えば、
あなたは文献に沿って治療を行なっていくか、
個人の経験や主張に基づいて治療を行うか?
二択を迫られているという現実だ。
どちらが患者にとって幸せだろうか?
そしてどちらがあなたの歯科医院を豊かにするだろうか?
それは自明のはずだ。
最後に、
他院でラバーダムを使用せず根管治療をし、
別院でラバーダムをかけて再根管治療をしたが、
痛みが取れない患者さんのケースを説明した。








根尖病変のない、Apexを探すなど。。。まさに芋掘りだ。












この責任の取り方は “容易” なものだっただろうか?
何がこの現実を引き起こしたか?今一度よく考えましょう。

So hardなApicoectomyである。。。
1日の感想を述べると、最後のケースがその前の全ての話を吹き飛ばしたイメージだ。。。
そう。
外科治療ができなければ、患者に対して責任がとれない
のである。
無論、このような外科治療ができることを私は強いてない。
が、だ。
それを自分がするのか?
できる誰かに委ねるのか?
無視して取り合わないか?
それは、あなた自身が下さなければならない意思決定なのです。
よく肝に銘じておきましょう。
みなさん、1日お疲れ様でした。