紹介患者さんの経過観察処置(7ヶ月)

記録は以下になる。

初診時(2021.11.17)

#7 Cold+2/4, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

#8 Cold NR/20, Perc.(-), Palp.(+), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL), Sinus tract(+)

#9 Cold+1/1, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

Sinus tractがあると言うことは根尖孔外細菌感染の可能性がある、つまりApicoectomyに移行する可能性がある。そうしたリスクを説明した。

PA

 

#8 Pulp Dx: Pulp Necrosis, Periapical Dx: Chronic apical abscess, Recommended Tx: RCT

以上を説明し患者さんが同意されたので根管治療へ移行した。


RCT時(2021.11.17)

治療内容は以下のようになった。

ポイント試適した。

Gutta Percha Pointの先端は問題がない位置にあると判断した。

このまま根管充填した。


さて、その時から半年が経過したのでこの日に経過観察になった。

RCT後 7M recall(2022.6.14)

根尖病変は消失していないが縮小傾向であろう。

それともSinus tractの存在がHealedを許さないのだろうか?

いずれにしても時間経過が必要である。

ということで次回はさらに半年後の2022.12に1yr recallを行う予定である。

その際に今後の見通しをご説明する予定である。

少々お待ちください。