紹介患者さんの経過観察。
Apicoectomyから1年が経過していた。
当時の記事は以下にある通りである。
Lid techniqueの利点とは?#19 Apicoectomy〜1時間の歯根端切除術 with Lid Technique
さて、1年経過してどのようになっただろうか?
#19 Apicoectomy 1yr recall(2023.2.18)
まずいかなる臨床症状も消失していた。
Sinus tractも消失していた。
CBCTも紹介元に撮影してもらっていた。
歯槽骨はかなり回復傾向にある。
ほぼほぼComplete healingと言って良いだろう。
1年前、半年前、そしてこの日を比較した。
もう少し時間が経過すればさらに良くなるであろうと思われる。
口腔内にもいかなる切開の跡も残っていない。(この日撮影し忘れてしまった。。。)
なぜか?
ペリオの患者ではないからだ。
我々、米国歯内療法専門医はペリオの患者の歯内療法はできない。
そういう教育を受けているからだ。
これに関しては既にAdvanced Course 2022では紹介した。
この単純な話をどれだけ多くの人がわかっているだろうか?(まあ誰も知らないか)
次回は1年後の2yr recallである。
患者さんは大喜びであった。
患者さんの感想は以下。
”最初に外科治療と言われた時は怖かったですが先生を信じて治療して本当によかったです。ありがとうございました。この歯がトラブルにならないように大事にします。”
初診時と現状が違いすぎるので写真を撮影して帰られた。
ということで、1年後に口腔内の状況も公開します。
(もしくはかかりつけ医に言って口腔内写真を撮影してもらいます)
それまで少々お待ちください。