昨日、3/3(日)は東京歯科産業福岡支店で、

HyFlex EDMによる最先端の歯内療法ハンズオンセミナー

が行われた。

参加者は7人。

午前中は以下のような流れで講義を行った。

1. チャンバーオープン

歯牙に穴を開ける際のポイントをまず説明した。

保存すべき歯牙の解剖学的な位置について解説した。

2. コロナルフレア形成

Caseを元に問題が発生した理由を解説した。

Previously Initiated therapyの根管治療から8年経過〜#2 RCT+Perforation Repair

こうした問題を避けるためには、何が重要だっただろうか?

3. 作業長測定

この話は米国歯内療法専門医になる上での基本中の基本の考え方だ。

私が卒業の際も、最後の口頭試問でUSCのFacultyに質問された試験内容だ。

これがわからなければ、歯内療法はできないだろう。

よく復習しましょう。

4. 拡大号数の決定

何号まで拡大すべきか?という歯内療法では定番中の定番の話を行った。

もう結論が出ている話だろう。

5. 根管洗浄

洗浄の解説をし、この表に文字を埋めてもらった。

難しいことは何もないだろう。

6. Patency File

Patency Fileの臨床的な意味について解説した。

7. 根管充填方法と使用するGutta Percha Pointの選択方法

どのシーラーがベストのものだっただろうか?

Single Pointによる根管充填のポイントは何だっただろうか?

8. 予後

9. 根管治療が奏功しない場合の治療方法について

治療が奏効しない理由とその解決方法について説明した。

歯内療法は成功率は高いが、100%成功するわけではない。

そう言う場合はどうしたらよかっただろうか?

それを解説した。


午後からは実習を行った。

まずチャンバーオープンをしてもらい、実習を行った。

と言うことで1日はあっという間に終了した。

ロータリーファイルに使われる歯科医師でなく、ロータリーファイルを自分の意見と意思を持って、“根拠があって使っている”歯科医師になってください。

そうしないと、

一生、“使われる人間” で終わりますよ。

1日、お疲れ様でした。