週末日曜日はマイクロRCTマンツーマンコースが行われた。

初期治療で必要な知識を受講者一人に伝えた。

成功率を正確に知ることは重要である。

USC時代、全て正確に記憶しろと言われた文献を冒頭に説明した。

そして、生存率である。

Keyは何だっただろうか？

その後、術式を説明した。

関係が理解できただろうか？

根管治療で重要な要素である。

これが終われば作業長測定である。

USCの卒業試験で口頭試問で聞かれる問題である。

歯内療法を行うものは理解しなければならないだろう。

長さを測定したら何号まで拡大するか？（拡大号数）である。

感染がない時

感染がある時

よくわからない時はどうするべきだろうか？

私は、あえて後ほど外科治療するくらいならそれをしないでいいように行いたいものであると思う派である。

ここが臨床力だろう。

次に根管形成の実際を説明した。

どう動かすか、サイズを下げるべきなのか？

この答えは以下の動画にあると言っていいだろう。

根管形成のイロハがそこにはある。

根管形成が終われば根管充填である。

これに関しては日本で購入できる道具で比較的安価に治療が行える方法を受講者には教授した。

個人的なvitro研究で申し訳ないが、いまだにシーラーは硬化していない。1ヶ月この状態で収納していても、だ。

これは…材料代を節約できる時が来たのかもしれない。

もうわざわざBC sealerをアメリカから購入する時代は終了したのだ。

そして根充のコツは以下を理解することである。

誤差があるもので形成し、誤差があるもので根充するのである。

ということは、

現代の歯内療法は試適との戦いである

ということがわかる。

翌日曜日は実習を行なった。

合流も再現ができていた。

毎日練習すれば誰でもうまくなります。

頑張って身につけましょう。

2日間、お疲れ様でした。