昨日、検査入院していた九州医療センターから私は退院した。
初日には検査が行われた。2日目も検査であったがこれはハードであった。
説明された話だと午前中(9:00~12:00)に検査があって私は3番目らしい。
したがって検査開始時間は11時の予定であった。
検査は
①胸部レントゲン撮影・・・これは通常通りですぐに終了した。
②MR撮影(頭部+脳動脈血管に対するMR撮影)が40分の時間をかけて行われた。狭い空間でじっとしておかなければならないがこれは平気(寝ていた)だった。
③CT(頭部)撮影が10~15分の時間をかけて行われた。が、撮影する前に右鼠蹊部に管を挿入されそこに造影剤をいれてのCT撮影だったが…これは正直体力が必要だと思った。
撮影時、「はい、今から〜が熱くなりますよ」と言われるが…熱いなんてもんじゃない。
正直初めて受診する人はびっくりするだろう。
これは体力がないとできないと思う。
検査結果を聞こうか迷ったが向こうからはい終わりましたよ、動脈瘤が2個ありましたねと話しかけられたため私も医者に話しかけたが(これは次の日担当医から直接、聞いたが)どのような治療法になるかは回答してもらえなかった。これは動脈瘤の治療を脳血管外科と脳血管内科?が協力して治療しているからだという。
日本で言うところの口腔外科1と口腔外科2で治療の範囲が違うと言うこととと似ているのだろうか?要はチームでやっているから勝手には決められないと言うことだろう。
さて私はこの検査終了後から3時間は起き上がることは許されず、もう3時間はベッドから降りることすら許されなかった。
検査終了が12時半なので6時半まではベッドから降りれない。風呂も入れないと言うことだった。
6時半になり院内を軽くウォーキングし、夕食をとるとその日は気がつけば眠ってしまっていた。
そして3日目。
医者の説明はいつしてほしいか?聞かれたので午前中なるべく早くと要望すると午前9時には担当医が説明してくれた。
まず動脈瘤はあるがこのまま経過観察でいいし、治療するにしてもカテーテルでの切除?だけで頭蓋骨を切除する必要はないらしい。
つまりそんなにひどい状況ではなかった。
2個あるが1個は大きさをある程度持っているが、これに関しては定期検診で大きくなるようであれば入院して切除しましょうということになり、もう1つに関しては言われてみればあるなというくらいでまだ動脈瘤にはなっていなかったのでこのまま経過観察になった。
そしてそのまま自宅へ戻り私の検査入院は終了した。
この2泊3日の動脈瘤の精査で窓口で払ったお金は入院代をいれて約60,000円であった。
3割負担で6万円であるから10割負担で20万である。
私の大臼歯の治療費とあまり変わらない…
日本という国はこうした医療従事者によって支えられていると改めて思わされたし、国の重要な財源は彼らのような人の命に関わるような医療行為を司る人たちに捧げられるべきであると実感できた。
歯科医師の適当な根管治療や義歯作成、レジン充填に国の医療費をかけることはもはや無駄だろう。
人の命に関わるそうした医療行為にこそ国の財源は使用すべきだし我々は病気にならないように予防に努めることが重要だと深く感じた、そんな2泊3日の病院滞在であった。
次回は2021年4月7日(水)13:20〜からMR撮影、その後にコンサルが行われる。
私も気づけば病院通い患者になってしまった…