昨日、福岡市某所でBasic Course 2020の第6回目が行われた。

テーマは洗浄の2回目で、音波・超音波・MDA・Patency Fileの比較・レーザーによる洗浄・洗浄による事故とその防止法であった。

このスライドのブルーで囲んであるAgitationの部分がこの日の解説する部分であった。

Agitationには様々な方法があるが、結論から言うとこれがナンバーワンであると言う洗浄方法はない。

ちなみにUSCは当時(2014~2016)はC.RuddleのEndo Activatorであった。

その後日本でも発売されると言うような話もあったが流れてしまったようだ。

と言うことでこの日はこのAgitationに関してReviewするという1日になった。

Manualで洗浄する方法、Ultrasonic/Sonicで洗浄する方法、Negative pressureで洗浄する方法が代表的な洗浄方法である。

それぞれの特徴を説明したがやはりこの日のメインはUltrasonicかSonicかと言う話だっただろうと思う。

特にSonicがどのような動きをして根管を洗浄するか?理解していただきたかった。

そしてこの日の最大の結論は、以下のスライドである。

と言うことで私の知り合いの大部分はEndo Activatorを使用していたが今はどうかわからない。

サウジアラビア人の先輩はNaOClしか使用していなかった。

そしてこの日の最大のテーマが以下のテストに答えてもらうと言う内容だった。


①洗浄のデリバリーの方法を列挙せよ

②それぞれの利点・欠点を述べよ

③湾曲が強く根尖病変がある根管を処置する上でのストラテジーを述べよ


と言うわけでこの日の講義は終了した。

次回は2021年 1/17(日) 10:00~ はかた近代ビル会議室で行われる。

テーマはいよいよ再根管治療の話(再根管治療の意思決定)に移っていく。

来年度もよろしくお願いいたします。