Basic Course 2022の第8回とAdvanced Course 2022 第6回の内容を今日はお伝えするが、Basic Course 2022 第8回は再根管治療のマイクロエンド実習をおこなったのでその模様は割愛させていただく。
内容が知りたい方は再来年のBasic CourseかマイクロRe-RCTマンツーマンコースに出てください。
よろしくお願いいたします。
ということで今回はAdvanced Course 2022 第6回の内容をアップする。
今回はいつものようにCase Report, Intentional ReplantationのLive Ope, Pedo-endoについて解説した。
Case Reportは以下の内容について解説した。
いずれもこのブログに掲載されているものばかりである。
次に実際に患者さんを招き、Intentional ReplantationのLive opeを行った。
30分の外科治療〜#31 Intentional Replantation
どのようにして抜いて、どのように逆根管形成して、どのようにマネージメントするか?を実際に見てもらった。
今後の治療の参考にしていただきたい。
患者さんも非常に協力的な方でその後のDiscussionがかなり盛り上がった。
ということで、この後にこの日のテーマであるPedo endoについて話を行った。
まず麻酔であるが、子供の体重と使用する麻酔によって何本までできるか?が決まっている。
体重のCheckは小児歯科では必須である。
ぜひ体重計を置きましょう。
ということで麻酔をしたらラバーダムをかけて根管治療であるが、作業長はどう測るだろうか?
Root ZXを使用してもいいが、もっと簡便にできる方法がある。
以下の事実を考慮すれば良い。
ということで知る必要があるのは、乳歯の長さよりも、どう乳歯を根管形成していくか?ということくらいである。
一度習えば問題がないことだらけである。
しっかりと頭に入れよう。
形成をすればDebrisが出てくる。
それをどう排除するか?といえば、やはり根管洗浄だ。
乳歯の根管洗浄にあなたは何を使用するのだろうか?
NaOClは気をつけないと乳歯でもNaOClショックが起きる。
その際、どう対応すればよかっただろうか?
ではこの3つの中でどれが優れていただろうか?
洗浄が終われば根管充填である。
根管充填はどのような材料を用いるのだろうか?
どの材料が抜きん出た材料であっただろうか?
よく復習をしましょう。
また乳歯をRCTすると、後続永久歯に影響が出る?と考えられているがそれは事実だっただろうか?
エナメル質形成不全はどうか?
異所萌出はどうか?
また乳歯は適切に治療してもうまくいかないことが多い。
その理由は何だっただろうか?
乳歯の根管治療をまとめると以下になる。
小児を見る機会が多い先生はよく復習しましょう。
1日、お疲れさまでした。