週末日曜日は、まつうら歯科医院で Basic Course 2023 第2回が行われた。
テーマは
根管形成・根管充填の基礎
である。
この日のアウトラインは以下である。
この中で最大のポイントは6のグライドパスだろう。
グライドパスはNi-Ti Fileが破折しないようにあらかじめ根管を予備的に形成するものであるが、必要があればしなければならない。
が、
市場のほとんどのファイルはそれを行うのに適していないものが多い。
適しているものはどの会社のなんというファイルだっただろうか?
そしてなぜそれを使用しただろうか?
また、時間をあまりかけずに根管形成するのはどういう方法がベターだっただろうか?
私は現時点で、
前歯なら15分程度
小臼歯でも15分程度
大臼歯なら30分程度
で非外科的歯内療法は終了する。
そんなに早く終われる理由は何だっただろうか?
時短のコツを学びましょう。
また、Single Point根管充填での重要なポイントは何だっただろうか?
必要な道具は高い器具だっただろうか?
それとも日本で購入できるものだっただろうか?
根管充填の内容自体は、私が大学院にいた時と本質的には変わっていないが材料や道具の進化は目覚ましいものがある。
進化についていき、より良い道具を使用しましょう。
話すテーマが多いので駆け足で説明をしていったが、根管治療の実情なので真似をしてもらうしかない。
これが真似できなければ…
リングに上がる資格がない
と言える。
ということでこの日の講義は終了した。
1日、お疲れ様でした。