以前の治療の経過観察。

大きな根尖病変消失〜#19 RCT後約4年経過

主訴は、

数件(4~5件)の歯科医院に行ったが、歯が折れているので抜歯と言われた。歯を抜きたくない…

であった。

歯内療法学的検査(2018.6.12)

#18 Cold+3/4, Perc.(-), Palp.(-), BT(-),Perio probe(WNL), Mobility(WNL)

#19 Cold NR, Perc.(-), Palp.(-), BT(-),Perio probe(WNL), Mobility(WNL)

#20 Cold+2/3, Perc.(-), Palp.(-), BT(-),Perio probe(WNL), Mobility(WNL)

臨床症状はない。

だから抜かないといけないと言われると困惑し、残せる歯科医院を探すのだ。

PA(2018.6.12)

CTは当時は撮影していない。

現在であれば…必ず撮影している。

歯内療法学的診断(2018.6.12)

Pulp Dx: Previously initiated therapy

Periapical Dx: Asymptomatic apical periodontitis

Recommended TX: RCT

根管治療は同日に、1回で終了した。(2018.6.12)

実はこの患者さんの近心根は3根管であった。

#19 RCT 8M recall(2019.2.15)

ここから時間が経過し、6年が経過していた。

#19 RCT 6yr recall(2024.3.1)

臨床症状はない。

MMはMLに合流していた。

というか、MLに合流することの方が多い。

ということでどの根管も問題がない。

経過観察はこれで問題ないだろうが、

長く診てほしい!という患者さんの希望で、4年後に再度行うことになった。

それで、経過観察は10年を迎えることになる。

数件(4~5件)の歯科医院に行ったが、歯が折れているので抜歯と言われた。歯を抜きたくない…

という術前の主訴はこの国の根本的な歯科医療の問題を呈していると言わざるを得ないだろう。

折れているかどうか?はその歯を抜かないとわからないのだから。

また詳細はお伝えします。