紹介患者さんの経過観察。

Apicoectomyから2年が経過していた。

Lid techniqueの利点とは?#19 Apicoectomy〜1時間の歯根端切除術 with Lid Technique

CBCTでの評価〜#19 Apicoectomyから半年経過

装着した冠を外したくない!〜#19 Apicoectomyから1年経過

歯内療法学的検査(2024.3.15)

#19 Cold N/A, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

全ての検査に対して陰性であった。

術前のSinus tractも、もうない。

#19 PA(2024.3.15)

#19 CBCT(2024.3.15)

M

初診時、半年経過時、1年経過時、この日の2年経過時と比較した。

昨年の2月と比べても、頬側の皮質骨が成熟しているのがわかる。

歯内療法は再生させることができるのだ。

初診時と比較してみた。

初診時の近心根のJ-shaped状の不透過像は消失している。

頬側の皮質骨もあれだけ削除したのに再生している。

このように、

歯内療法だけが再生に寄与する

のである。

この他の歯科医療ではこうならない。

まさに、

真のRegenerationは歯内療法でのみ生じる

のである。

これ以上のリコールは不要だろう。

この日で経過観察は終了した。

患者さんは東京に引っ越されるそうだ。

また何か問題があれば連絡をいただくことになった。

長い間、遠方からお疲れ様でした。