以前の治療の経過観察。

過去記事は以下である。

Previously Initiated TherapyのRCTには危険がいっぱい…MB?が穿孔してしまった、#14 RCT 久々の2回法とメカニカルグライドパスの方法

あれから半年時間が経過して、この歯牙はどうなっただろうか?

それぞれの歯根の状況を思い起こしてみよう。

MB1・・・石灰化しており穿通不可であった。

MB2・・・石灰化していたが、メカニカルに穿通させた。シーラーパフも認められた。

DB・・・穿通して根管充填している。

P・・・穿通して根管充填している。

臨床症状は以下である。

検査に対する症状はないが、違和感はあるという。

が、検査でその違和感は再現できなかった。

PA, CBCTを撮影した。

PAでは治療直後と比較するのも辛いと言うか、よくわからない。

CTを撮影した。

MB1, MB2

DB

P

初診時と比較してみた。

初診時・治療直後(2023.10.5)vs 6M recall時(2024.4.4)

上顎洞底粘膜の肥厚が改善している。

根管治療に効果があったことを予期させる。

次回はさらに半年後の2024.10である。

またご報告したい。