バイト先での治療。

主訴は、

右上奥歯がひびく感じがして咬みにくい…

である。

歯内療法学的検査(2024.5.27)

#2 Cold+2/2, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

#3 Cold NR/20, Perc.(+), Palp.(-), BT(++), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

患歯は強い咬合痛がある#3だろう。

PA(2024.5.27)

断髄された歯に根尖病変がある。

そして石灰化も進んでいるようだ。

CBCT(2024.5.27)

MB

DB

P

根尖病変はMB,Pにある。

DBには見えないようだ。

以上からこの治療のポイントは。

P根とMB根の攻略である

ということがわかる。

歯内療法学的診断(2024.5.27)

Pulp Dx: Previously initiated therapy

Periapical Dx: Symptomatic apical periodontitis

Recommended Tx: RCT


#3 RCT(2024.5.27)

治療を行ったが…

MBとPしか形成・根充ができなかった。

DBは完全に石灰化である。

術後にPAを撮影した。

次回は半年後である。

また経過をお伝えしたい。