週末日曜日は、Basic Course 2025 第6回が行われた。
この日のテーマは再根管治療。
以下のテーマに沿って解説した。
まず成功率であるが、再根管治療の成功率は最近の文献だと92%である。
なぜこんなに高いのだろうか?
その秘密を解説した。
次が生存率だ。
歯内療法した約5,000本の歯の生存率はどれくらいだっただろうか?
枯れ木のようにポキンとなくなるものだっただろうか?
ここもよく復習しましょう。
次がテクニックである。
コアの除去方法は整理できただろうか?
それぞれに対する最善の方法を伝授した。
次がGutta Percha Point除去である。
以上の方法のどれが最善であっただろうか?
ここもよく復習しましょう。
Gutta Percha Pointが除去できれば次が再根管形成である。
その際のコツは3点だ。
まずは、作業長設定位置である。
次が拡大号数である。
以上を元にCaseを解説した。
以上で“意味のある”再根管形成はできただろうか?
これでも治癒する時もあるし、治癒しない時もある。
その理由は理解できただろうか?
Siqueria 2008 Clinical implications and microbiology of bacterial persistence after treatment procedures
再根管形成が終われば、根管充填である。
これは従来述べている通りだ。
また、それ以外の項目に関しても解説した。
破折ファイル除去
Bioceramic putty充填
Ledge修正
穿孔封鎖
最後に、予後はどれくらいの期間観察するか?についても講義した。
これに関しては、
HealedとHealingの言葉の意味の違いの認識が重要だろう。
ということで1日はあっという間に終了した。
また実習で総括しましょう。
1日、お疲れ様でした。