先日、第4回目のCurrent literature review 2021が行われた。

今回も、JOEから4本/IEJから1本の論文を抽出し参加者によるサマライズが行われた。

まず会の初めに私が最近あった珍しい症例の話をさせていただいた。

患者さんは紹介で来られていたが、またこの症例に関してはいずれ紹介しよう。

まず参加者によるReciproとXP-Shaperどちらが術後疼痛が出やすいのか?という論文の発表から行っていった。

結論的には、

次が歯内療法と全身疾患の関わり(治療方法)の話であった。

しかし、これは完全に医師向けの論文で歯科医師が把握するものではないと思われた。

次がファイル除去のテクニックについての文献である。

そういうのが好きな人には?興味深い文献であったのかもしれない。

私には興味が湧かなかった。

そして次が根尖部の拡大形成のサイズとファイルのテーパーが術後疼痛に与える影響を研究した文献であった。

最後は根尖が開いた歯牙を再根管治療していきその成功率を検証したものであった。

が、サンプル数が少ないのとCase reportやCase seriesレベルの論文で占められており、術者が望むような結論は出せなかった。

というところで今回のliterature reviewは幕を閉じた。

次回は来年、2022年1月27日(木) 20:00~に行われる。

1日お疲れ様でした。