昨日は佐賀駅近郊会議室で歯内療法講演会が行われた。

佐賀はかつて私が在住していた場所である。

旧知の技工士さんが駅まで迎えに来てくれた。

懐かしい。。。

あの時、格闘した場所である。

しかし、参加者はそのこと(私が佐賀にいたこと)自体を知らなかった。

というように時間が経つと全てはこのように流れて何も無くなってしまうのである。

懇親会を行える会場も無く講演会は行われた。

事前に聞きたいことに関してアンケートを募りこの日の講演会は行われた。

具体的内容は以下になる。

一番簡単な回答を与える質問は、マイクロの機種の特徴やおすすめの機種を教えてください。である。

何でもいいのである。

それぞれが気にいったものを購入すればいいだろう。

また私が使用しているNi-Ti Fileは何か?という質問の回答も簡単だ。

このブログを見ていただいていれば、HyFlex EDMとWaveOne Goldであるということは一目瞭然だからである。

また、急化Pul&Perの時の対応に関してだが、これは以下のように対応は分かれるだろう。

どこまで根管形成するか?に関してはChugulの文献を紹介した。

そして最近?の治療の主流であるSingle Pointによる根管治療を報告した。

重要なClassic LiteratureとしてEndolitでもあげられている例のアレである。

しかし2018年のがClassicになるとは…

時代は進んでいっている。

再根管治療時にガッタパーチャはどうやって除去すればいいだろうか?

Obturation時のガッタパーチャはどのように選べばいいだろうか?

そしてそう選ぶ理由はなぜなのだろうか?

根管がオバールの時は何に注意すればいいだろうか?

全てこの文献に書いてある。

そして成功率は90%である。

再治療はそれ以上に高い。

その理由は何でであっただろうか?


それはこのブログを読んでいる読者ならその理由に気づけるかもしれない。

また、このように上記の論文を読めば、歯内療法のセミナーに出る必要がない?のかもしれない。

以上を90分という時間でご説明した。

これが彼らに響いたかどうかは分からない。

しかし、この厳しい時代を生きていくには学習が必要であるということは伝えられただろうと思う。

未来に向かって頑張ってください。