2020年はコロナウィルスに沸いた1年であった。

私も名古屋、歯科医師会各種とかなりの予定があったが、全てコロナウィルス関係でキャンセルになってしまった。

このように散々な?2020年だったが、心機一転2021年から新規でセミナーを開催する。

まずは1日コースのご紹介である。


Local Anesthesia in Endodontics

日本とアメリカには麻酔に対する考え方に大きな違いがある。

歯髄炎に対してどのように麻酔を行うのか?

歯髄壊死に対してはどうか?

再治療に対しては?

はたまた外科治療に関してはどうだろうか?

あなたが行う浸潤麻酔には “明確な答えと理由” があるだろうか?

例えば日本で如実なのが、Inferior alveolar nerve block(IANB)は危険であるという考え方である。

アメリカでは学生でも通常行うIANBだが、日本では誰もその手法を教えてくれない。

それどころか、IANBを行うと麻痺が出るのではないか?と大誤解されたり針を短く挿入したりする伝達麻酔がこの国には蔓延っている。

このセミナーでは麻酔に対して体系的に整理をし、実際に実習を行っていただき麻酔の手技を身につけていただくことを目的にしている。

このセミナーでは歯科麻酔の系統的な整理、その手技、そして実際の考え方を身につけていただきたいと考えている。

明日からの臨床に即使えるセミナーとなることを約束します。


講義・実習内容等

  1. 麻酔の種類と使い分け
  2. 上顎の麻酔
  3. 下顎の麻酔
  4. 麻酔が効きにくい場合の対応
  5. 相互実習(下顎孔伝達麻酔, IntraOsseous, PSA, MSA, IONBなど)

開催日  2021年9月5日(日)

時間 10:00~17:00(開場:9:30~)

開催会場 博多駅近郊会議室を予定(受講時に個別にお知らせいたします。)

受講料 100,000円 ※税込

ご用意頂くもの  白衣、マスク、注射筒(伝達麻酔用)

セミナー後にスライドのPDF, 麻酔の模様の動画, 各種麻酔薬を贈呈いたします。

受講希望の先生は、松浦 endomatsuura2@gmail.comまでメールにてお申し込みください。