以前の記事の続報。
この1週間後に治療は行われた。
ちなみに症状は消失していた。
PA, CBCTは以下である。
#7 RCT(2024.7.19)
治療は数十分で終了した。
T-Fixを除去する方の時間が長いという…
根尖病変はないが、他の治療部位と合わせて経過観察を行うことになった。
このケースから学べることは多いと思う。
まずは、
成人の歯の歯髄を残せると思うことの方が異常であるという事実である。
残したいなら、虫歯ごと残せよ、と言わずにいられない。
そしてもう一つが、Per急発で来院された時の対応方法だ。
これを知っているか?知らないか?で大きな差が出るだろう。
ということで、またこの歯の模様をお伝えしたい。