Lid techniqueで沸く?歯内療法業界だが、
もはやそれは過去の術式
になりそうだ。
この度、ペントロンジャパン社から速攻で硬化するシーラーが発売されたからだ。
その名も、
エンドセムMTA クイックペーストR
である。
この商品の一番のポイントは、今まで装着不可能であったシーラーのチップが装着できるようになったことだ。
これが、Apicoectomyの時に大きくその治療内容に寄与してくれる。
そして硬化までが早い。
内容は以下である。
チップからシーラーが漏れない。
そして、これが実に短時間で(パンフ曰く、3分!!)で硬化する。
本当か?と思うので、試してみた。
3分ですでにボソボソだ。
これが意味することは…
そう、あの急進的で革命的な発明?であった、
Lid Techniqueが不要になった
という臨床的事実である。
はっ?臨床と研究は違うだろ、この野郎!という人に以下の動画を見てもらいたい。
☆以下に外科動画が出てきます。不快に感じる方は視聴をSkipしてください。
Pre-op時
CBCT撮影で現像できるのに3分はかかる。
この後、充填したシーラーは硬化していた。
つまり、
これからのApicoectomyにこのペントロン社のシーラーは必要不可欠
という結論に達する。
歯内療法の術式を大きく変える材料になるのは間違いなさそうだ。
この材料については、本ブログでこれからも扱っていく予定である。
いやあ…時代は変わったなあ。。。