紹介患者さんの治療とその経過観察。

主訴は、

前歯の歯茎にできものができた…

である。

歯内療法学的検査(2023.9.1)

PA(2023.9.1

#7,8にはメタルポストコアが、

#7はすでに太く根管充填が、

#8は根管充填材がない。

そのような状態で補綴されてはたまらない。。。

CBCT(2023.9.1

#7

#8

歯内療法学的診断(2023.9.1

Pulp Dx: Previously treated

Periapical Dx: Chronic apical abscess

Recommended Tx: Apicoectomy

☆この後、外科動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。


#7,8 Apicoectomy(2023.9.1)

#7よりApicoectomyを行う。

#7をRetroprepしRetrofillした。

次が#8である。

Osteotomyして#8のApexを見つけた。

骨を整形し、Apexより3mmで切断しメチレンブルーで染色した。

#8には根管充填材がないのでRetroprepに悩まされることはないだろう。

ここで時短ができる。

逆根管充填した。

術後にPAを撮影した。

問題はないだろう。

縫合して終了した。

ここから2ヶ月後に以下になる。

#7,8 Core build up with Fiber Post(Apicoectomy後 2M)(2023.11.17)

ここから時間をあけて1年後に来院していただいた。

#7,8 Apicoectomy 1yr recall(2024.9.13)

初診時の臨床症状は消失していた。

最終補綴はOKだろう。

この1年後に再度確認したが、

#7,8 Apicoectomy 2yr recall(2025.9.9)

Sinus tractは消失している。

#7

#8

さらに1年経過し、成熟したと言える。

かかりつけ医の先生には最終補綴を依頼した。

初診時と1年経過時,2年経過時と比較した。

経過観察は終了でいいだろう。

この日で終診とさせていただいた。

長きに渡り、お疲れ様でした。