以前の治療の経過観察。
治療から1年が経過していた。
穿通しない場合の再根管治療の成功率は文献的には60%だが、

今回は治癒しただろうか?
また、継続していた“痛み”は取れただろうか?
#21 Re-RCT Post-op 1yr recall(2026.6.4)






穿通できなかった再根管治療の成功率は文献的には
Akerblom 1988 The prognosis for endodontic treatment of obliterated root canals
約60%と報告されている。
本症例もその成功群の1症例となった。
興味深いことに、本症例はPreviously initiated therapyであったにもかかわらず良好な治癒を示した
のだ。
実際には、穿通させるという行為以外にも、
感染源を十分に除去できたこと
洗浄・消毒が適切だったこと
根尖封鎖が良好だったこと
コロナルリーケージが防止されたこと
など、多くの要素が組み合わさって治癒した可能性があるがどれがピンポイントでそれに寄与したか?はわからない。
が、そのようなことは患者に無関係なのだ。
臨床症状もないので経過観察も終診とさせていただいた。
長い間、お疲れ様でした。