以前の治療した患者さんの経過観察。
以下の過去記事が再根管治療時、外科治療時の記録である。
まとめれば、
再根管治療を行うものの、穿通しなかった。その後の経過観察で病変が大きくなってきたので外科治療に切り替えた症例である。
あの外科治療から半年が経過した。
歯牙や歯槽骨の状態は変化しただろうか?
#19 Apicoectomy 6M recall(2023.10.16)
全ての検査に対して陰性であった。
術前の咬合痛は消失した。
#19 Apicoectomy 6M recall PA(2023.10.16)
歯槽骨が回復していっているのが目に取るようにわかる。
#19 Apicoectomy 6M recall CBCT(2023.10.16)
半年の経過としては上出来だ。
初診時と半年後を比較してみた。
かなり回復が進んでいると言っていいだろう。
初診時のM根周囲のJ-Shaped lesion的な影はほぼ回復したように見える。
これであれば、プロビジョナルレストレーションから最終修復へ移行しても構わないだろう。
ということで半年の経過観察は終了した。
次回はさらに半年後の2024.4中旬に #19 Apicoectomy 1yr recallを行う予定である。
またその模様をお伝えしたい。