以前の記事の続報。

はみ出たGutta Percha Pointは除去しなければいけないのか?〜#2,15 Re-RCTから5年経過

#2はどうなっただろうか?

7年が経過している。

☆この後、検査動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。

#2 Re-RCT 7yr recall(2024.2.18)

患者さんにはいかなる問題もない。

PA, CBCTも撮影した。

術前に見えていた、分岐部病変?は消失していた。

私はこの症例を見て改めて思う。

世の中に、あるエンドペリオ病変のほとんどは、ペリオに罹患していることはほぼないだろう。つまり、Primary Endoだ。

なぜか?

歯内療法が極度に適当だからだ。

そもそも、1日朝晩2回歯磨きしてなぜ歯周病になるのだろうか?

私はそういう人をほぼ知らない。

それにうちの歯科医院には約500人の患者さんが来ているが、その中で歯周病の人はいない。

が、このような疾患の流れはもう変わらないだろう。

ということで、患者さんには症状もなかった。

初診時と比較した。

問題はない。

問題があるのは、初診時のFOVがバカでかいCBCT像だけだ。

安定していたので、次回は4年後である。

また状況をご報告したい。