以前の治療の経過観察。

以下の記事である。

イスムスはメチレンブルーで染まらなくてもあると思うのが自然〜#2 Intentional Replantation

あれから7ヶ月が経過した。

様子はどうなっているだろうか?

⭐︎以下、検査動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。

#2 Intentional Replantation 7M recall(2024.5.13)

検査を行ったが、全ての検査で陰性であった。

術前の主訴であった、

右上奥歯の痛み。硬いものを噛むといたい。歯軋りもあるので、毎朝起きるのが辛い…

は改善している。

初診時では、#2 Perc.(-), Palp.(-), BT(++), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

であったが、

治療により、咬合痛は消失した。

#2 Intentional Replantation 7M recall PA(2024.5.13)

術後と比べて著しく病変は消失したように見える。

半年という時間は病気の改善には必要な時間なのである。

ここが、歯内療法に傾かない人の最大の理由だろう。

治るのに時間がかかりすぎる!という批判である。

が、世の中のどこに早く治療して、早く被せたいという人がいるだろうか?

少なくともうちの歯科医院にはいない。

#2 Intentional Replantation 7M recall CBCT(2024.5.13)

MB

DB

P

根尖病変の劇的な縮小が認められる。

初診時と比べてみた。

#2 初診時 vs #2 Intentional Replantation 7M recall(2024.5.13)

ということで、最終補綴は問題ないだろう。

次回はさらに半年後の2024.11である。

またその模様をお伝えしたい。