この1週間は実に多忙?であった。

毎日が仕事に追われる日々でブログの更新もできなかった。

反省しています。

ということで、週末はBasic Course 2021の第12回が行われた。

実はこれに先駆けること、前日はさよなら懇親会?が福岡市内の某所で行われた。

多くの受講生の先生にお集まりいただき、会は盛り上がった。

今日で本当に最後なのか?という感じであった。

ということで本題に入ろう。

Basic Course 2021はこの日が最終回であった。

テーマは支台築造処置。

本題に入る前にCase発表をいつものように行った。4つのケースに関して発表した。

それぞれのポイントを捕まえれば問題はないだろう。

歯性上顎洞炎の治療をよろしくと言われてあなたにできることは何だろうか?

このようなところに大きな虫歯?が突然できたのはなぜだろうか?

そしてどのようにマネージメントすればいいだろうか?

PinはVPチップで容易に取れるはずだが、取れない場合は何が原因でどのように対応するべきだろうか?

根尖病変に落ち込んだGutta Percha Pointは問題だっただろうか?(このケースは既にBlogで提示済み)

さてこのGutta Percha Pointがはみ出している件に関しては、後日別症例を提示してその是非に関して提言したいと思っている。

実に驚くべきことが起きていた。

ぜひ臨床家に知ってほしいと思った出来事だったからだ。

大きなGutta Percha Pointは炎症が起きないが…まさかそんなことが起きるとはという出来事であった。

これに関しては後日、公開する。

歯内療法は以上のようにポイントを取らえることが重要である。

そして後は、

諦めない心である。

それが重要であると訴えた。

そしてこの後に、本題へ入った。

が、USCでも支台築造に関して学ぶことは全くなかった。

これは補綴治療を行う歯科医師の仕事だからである。

ポイントを押さえて講義した。

これに関してはPDFをよく復習していただくことをお勧めする。


そして午後からこの日のメインエベントである、症例発表が行われた。

受講生は全部で6人でそれぞれが2症例づつ発表するスタイルをとった。


A先生

A先生は私と同じ福岡市内の開業医の先生のところに勤務されている先生である。

器用で物事の処理に長けている。

理解力も早く、おそらく勤務先でもそつなくこなしていることであろう。

彼がまず症例発表の先陣を切った。

#30の根管治療と修復治療を解説してくれた。

偏心撮影もうまく撮影できている。

下顎の大臼歯の根管治療を行う上での重要ポイントを彼は既に理解していた。

MBとMLは合流しているという事実、そして高い確率でMLがストレートでMBが湾曲している。

それを頭に入れて実習で教授した通りの方法で根管形成した。

合流地点は16.0mmである。

以下の内容で根管形成し根管充填してくれた。

#40.04まで形成し、ワンサイズ小さなGutta Percha Pointで根管充填している。

ポイント試適した。

問題なくレングスコントロールされている。

M根は根尖部付近で合流している。

設定した通りの作業長になっている。

そしてこの先生が違うところは、

この私が1年間で教授した内容を実績で還元してくれている(治療費¥100,000)

ところである。

これは今までにない取り組み方で感激した。

根管充填した。

治療前後の比較である。

PAもうまく撮影できている。

課題を一つ一つクリアしているように感じた。

最後の修復治療も見せてくれた。

臨在歯の#29のOD Metal Inlayを接着修復でやり直し、接着で#30の治療をしている。

最近は接着修復が主流ということでこの先生もラバーダムを装着して治療している。

この症例を見て感じたことは、

時代は変わった

ということだ。

あのとき(2008年?)、ラバーダムが保険から廃止されたときには考えもしなかった状況が日本を支配している。

きちんとした治療には何が必要か?

そしてそれを患者にわかりやすく伝える能力

これが必要である。

2症例目は#19 RCTである。

大きなMODのメタルインレーが装着されているが、ここ数日間自発痛がありこの歯科医院に来院した。

ただ、ここ数日は問題がないという。

PAを撮影した。

治療内容は以下になる。

2根管で治療になった。

ポイント試適した。

レングスコントロールがきちんとできている。

器用な先生である。

根管充填した。

修復治療も行っている。

その模様も見せてくれた。

接着修復をきちんと行っている。

時代は変わったのだ。

きちんとやる人はやる。

やれない環境の人はできない。

この先生はやれる環境なので、毎日の臨床生活が充実しているという。

いいところに就職しましたね。

最後に幾つか質問が出た。

どうぞ。お待ちしています。

会場は、まつうら歯科医院です。

最後に感想を提示してくれた。

一年間松浦先生のエンドベーシックセミナーを受講した。

講義は論文が多くでてきてエンドに関する知識が増え、また頭の中が整理された。

そのことで意思決定が自信をもってできるようになった。

判断が早くなり、前歯、小臼歯ならほとんど1回で終わるようになった。

このセミナーをうけて多くが変わり、受講してよかったと感じている

そう言っていただけてやってよかったな、と思った。

先生もこれからの夢に向かって頑張ってください。

私は応援しています。


B先生

B先生は最近某所で開業した先生だ。

近くの歯科医院にスーツできめて、今度開業した〜ですと丁重に挨拶しに行ったら、

てめえ近くで開業しやがってこの野郎!

と激怒されたという。

その歯科医師の人間性の低さを物語る出来事

であるが、この先生は耐えて?頑張っている。

私なら絶対に保険で診療しないが、彼はその制度の中で頑張っている。

彼も2症例を提示した。

#10のInitial RCTである。

偏心は問題なく撮影できている。

治療内容は以下になった。

正しい根管治療をやっているのだ。

しかし、これがうまくいくかどうか?には時間が必要だ。

また来年、見せてください。

治療というのは残酷だ。

正しいことをやってもうまくいかない時もある。

時として残酷にその結果は判断されるのだ。

これがどうなるか?は神様のみが知る。

うまくいくことを祈念しています。

2症例目は大臼歯の根管治療であった。

偏心撮影もうまくできている。

ただレントゲンの画質が…

どこの会社か?はあえて言わないでおこう。

治療内容は以下になった。

この先生もポイント試適のPAが取れていない。

ここは練習が必要でBasic Courseで身につくものではない。

しかし、根尖病変があるのにML, DBが閉鎖していた。

が、MB, DLが穿通した。

これは治癒が起きる可能性があるかもしれない。

治療前の修復治療の質を見るとかなり良くないことがわかる。

これから推測すると、おそらく治癒するのではないだろうか、という予想はできるがそれが正しいかどうかは神様のみが知ることになる。

根管充填した。

これで治癒するかどうかはわからないが、やることはやっている。

結果は神様のみが知ることになる。

また来年の報告をお待ちしています。

1年間、お疲れさまでした。先生も色々あると思いますが頑張ってください。

私は応援しています。

そして今年もAdvanced Courseでお待ちしています(笑)


C先生

C先生は私と同い年で、某有名国立大学出身でその大学の口腔外科の出身の先生である。

地域柄、自由診療が難しい場所で開業されている。

しかし、診療の質は高い。

2症例を提示してくれた。

#30 RCT

主訴は、

#30の銀歯が外れたままになっており、頬側歯肉を押さえると排膿を認める

であった。

PAと治療の内容は以下になる。

エンドペリオ病変である。

エンドペリオ病変は、まず最初にエンド治療を行う。

これに例外はない。

それでも治癒しなければ、ペリオの治療である。

これにも例外はない。

そして臨床的には、この先生はPAの偏心撮影も問題なくできている。

治療の内容は以下になった。

ファイル試適を撮影してくれていた。

近心根管はMMが存在した。

マイクロスコープがあるからわかることである。

なければ理解もできない。

マイクロスコープは歯内療法に必須である。

それなしで歯内療法臨床を行うことはできない。

ただ、その種類や金額は無関係であるが。

綺麗に根管充填している。

PAを撮影した。

治療前と比べて分岐部病変は縮小しているように見える。

骨の再生については、まだ日が浅いため透過像が残るが、以前のように腫れたりすることはなくなり、咬合時の痛みは無くなったとのことである。

おそらく、

Primary Endo

と思われる。

ではどうすればいいか?

といえば、

ただ、待てばいいのだ。

待つことが重要である。

待って問題が解決しなければ、外科治療である。

しかしこの先生は外科の出身だから問題ないだろう。

また1年くらい経過した時の予後を見せてほしいと強く願っている。

次の症例は受講生唯一のApicoectomy。

#8 Apicoectomy

この地域に特徴的な補綴が脱離して先生の歯科医院に来院したという。

以下の状態が初診である。

再根管治療を行ったが、Palpationに対するsensitivityが取れないため、Apicoectomyへ移行した。

CBCTを撮影した。

 

 

がっつりフェネストレーションがある。

ヒポクロショックが起きやすい解剖である。

Flapを開いた。

(以下、外科治療の写真が出ます。気に入らない方はスキップをお願いいたします。)

骨膜を除去していないので根尖部がわかりにくかったそうだ。

骨膜を削除した。

Apicoectomyを行なった。

逆根管形成し、逆根管充填した。

(USCのようにそれぞれのステップのPAを撮影していただけていた)

MTAで充填した、が…

Bio MTAは逆根管充填しても気泡が入ってうまくいかない&満足できるPA像が得られなかった。

そこで、この先生は以下の材料を逆根管充填剤として使用した。

そう。

ENDOCEM MTAである。

あの使えなかった?ENDOCEM MTAがLid techniqueで復活したのだ。

数分で硬化するため、BC Putty的な材料がいらない。

つまりこのシーラーのみで逆根管充填ができるのである。

これは、ペントロンジャパンにとっては大朗報ではないだろうか?

私がペントロンの社員なら、

Well Pulp STよりも、このENDOCEM MTAに接続可能なチップを開発するだろう。

(★またわからなければ、直接聞いてください。)

以下が硬化後にマイクロで撮影した写真である。

まさか、ENDOCEM MTAにこのような使い方があったとは…

ペントロンの社員の方には朗報だろう。

他社の方には、苦々しい情報かもしれない。

最後にこの先生の感想(セミナーを受講して変わったこと)。

貼薬で時間を稼いでも意味がないのです。

治らなければ外科です。

その点、この先生は有利でしょう。

この際、参加者の別の先生から以下のような意見が出た。

某社の推しファイルは曲がるが、全く切削能力がない。イライラするだけである。

その点、HyFlex EDMは切削能力がるので今の所ナンバーワンだと思う。

この声が歯科ディーラーに届くことはないだろう。

彼らが見ているのは売上であって、どう良くあるか?ではないからだ。

私は、この声を某社に届けるべきか否かは考えることろであるが、機会があれば話そうと思う。

この先生はこれからも国の医療制度のもとで歯科医療をしていくだろう。

私にはそれがいいことか悪いことを断じることはできない。

それのいいところもあるからだ。

先生の夢に向かって頑張ってください。

私は応援しています。

ここで休憩となり、残り半分の先生の発表となった。


D先生

D先生は

昨年のAdvanced Course 2021に参加してくれたJ先生の友人

で彼と同じ国立大学の出身の先生である。

ケースを二つ発表してくれた。

#5 RCT

上顎の小臼歯のInitial RCTである。

2根管性で合流の可能性もある。

ポイント試適して合流があるかどうかをこの先生は確かめた。

合流を確認したため、根管形成は以下になった。

根管充填した。

シーラーパフはないものの、問題なくLength Controlできていると思われる。

次にもう一つの症例。

#13 RCT

カリエスも何もないのに失活してしまった#13のRCTである。

何が失活の原因か?Discussionしたがそれは我々にはわからない。

外傷としか言いようがないが、それでも歯内療法の成功率は高い。

患者は素人だ、

歯の専門家でなければ本当の事実を患者さんに告げられないだろう。

#12でなくて、#13であったという。

#13の治療を行なった。

Gutta Percha Pointはこの症例も合流していた。

根管充填した。

アメリカでは称賛されるが、日本では厳しく非難されるであろうシーラーパフが見られた。

シーラーパフに関してはかつて私は述べているのでそれを思い出していただきたい。

ということでこの先生の症例発表は終了した。

この先生はまだ若く、開業というゴールはまだまだ先だという。

しかし、先生。

先生であれば早く開業した方がいいと思いますよ。

そんなに難しいことをするわけではないのです。

定められた文献上のルールに従って治療できるか?できないか?で全ては決まるのですから。

ペリオ、補綴でも似たような先生のセミナーを早く受ければそのゴールはすぐそばにあるはずです。

先生も頑張ってください。

私は応援しています。


E先生

E先生は昨年麻酔のセミナーとBasic Course 2021に参加してくれた若手のホープである。

彼は私が知る若手の先生で最も頑張っていると言ってもいいだろう。

しかし、彼の症例を見るのは初めてである。

#30 RCT

主訴は右下奥歯がズキズキ痛い!であった。

#30か#31のメタルインレーが装着されている歯か?は歯内療法学的検査をしなければわからない。

検査を行なった。

Cold testすると2秒で反応し、その痛みは60秒持続した。

これは完全なるLingering painである。

抜髄根管治療を決意してそれを行なった。

PAが撮影できていない。

PA撮影のコツ習得が必要だろう。

それは残念ながら、Basic CourseでもAdvanced Courseでも行われない。

単発のセミナーに出て身につけるしかないだろう。

(またこの件に関しては、みなさんにもご報告いたします。)

根管充填した。

半年が経過した。

問題は起きていないと思われる。

ただただ、レントゲンのうつりだけが残念だ。

次の症例は#7 Re-RCT(外科の可能性を含む)である。

Basic Course 2021が始まる前にこの治療は行われていた。

#7 Re-RCT

主訴は以下である。

1ヶ月前に20年前に治療した前歯の歯茎がパンパンに腫れて激痛で

近所の歯科医院に駆け込んだ。

根の先に膿が溜まっているからと言われ、歯茎を切って膿を出す手術をしたが、麻酔が効かず…飛び上がるくらい痛かった。

その後、激痛は収まったが咬んだ時の痛みが続き、根の治療を始めたが、

なんだかガンガンやられてとても痛かったため治療の中断を申し出た。

その後、先生から「土台が取れないから抜歯」言われた。

ちなみにこの先生は

東京23区内に勤務する歯科医師の先生である。

テンポラリークラウンを外した。

メタルポストが、この前医(東京23区内に在住)が何をやったか?物語っている。

このホールを利用してメタルポストコアを除去しようとしたのだろうが、無理だ。

そして、これが驚くことに東京23区内の歯科治療であることから、この国の歯科医療のレベルが異常に低いということを物語っている。東京に行けばいい歯科治療が受けられる!と思うあなたは頭を冷やすべきだろう。

そして前医は、Perの歯に無麻酔で治療するということをしでかしている。

その厚顔無恥ぶりは避難の誹りしか受けないだろう。

全ての歯科医師は恥を感じるべきである。

無麻酔で歯内療法はできないのである。

そしてポストはパワーで取るのでなく、超音波で取るものであるという話はBasic Course 2021の再根管治療の講義の際に行った通りである。

が、治療はBasic Courseの前に行われていたのでいわゆる、

”世間の方法”

で除去を試みた。

すると、以下のような結果になる。

PAを含めて提示する。

 

70%も成功率があるのであればそれに賭けてみようという作戦である。

無知な歯科医師が好む、アンドレザジャイアントでパワーでポストの除去を行なった。

どうや、見事なポスト除去やろ!という世間の歯科医師の声が聞こえてきそうである。

が、その後根尖をいじっていると、根尖孔の破壊が起きてしまった。

出血が根管内を襲う。

ここでこの先生は以下の文献の結果を治療に使用した。

約80%の可能性で治癒する可能性があるので、MTAで根管充填した。

根尖病変はかなり縮小していると考えられる。

治療前の成功の見積、90%は嘘ではないだろう。

しかし、この歯が何年持つか?は誰にもわからない。

成功率(根尖病変が消える割合)とはの生存率(治療後、何年歯牙が機能するか?)は別問題だからだ。

精一杯治療した結果である。

これを保険診療で行え、という意見に私は閉口してしまう。

我々は便利屋ではないのです。

2症例目はこの失敗?を活かした治療をおこなっている。

#10 Re-RCT

主訴は以下である。

最近、かなり昔に治療した前歯の裏の歯茎にできものができていることに気がついた。

歯なのか歯茎が原因なのかはわからないが気持ちが悪い。

前歯のかぶせものはやりかえようと思っている。

口蓋側にSinus Tractができている。根尖病変がかなり大きい可能性があることを疑わせる。

術前のCBCTから前医が、

①ハンドファイルを用いて

②トランスポーテーションを起こしてしまった

③ラバーダムも使用しない根管治療を行なった

がために、現状の問題が起きていることが窺える。

ここから私のセミナーに参加したため、VPチップの存在を知ることになったためVPチップを使用して除去を行なった。

これを以下の状況までもっていった。

ここが重要である。

ここの事実を知らない人が世の中には多い。

VPチップを当てると16秒でポストコアは除去された。

以下、この受講生の感想。

私は卒後から根管治療のみにフォーカスして勉強・臨床を行なってきました。

しかしながら、知識があってもその”根拠(文献)”に乏しかったのですが、(正直「〇〇先生がこう言っていた」という域にとどまっていた)

今回Basic Course 2021 に参加をして根拠となる重要な古典文献を数多く知ることができました。

また実臨床においても・穿通の方法 ・コア除去の方法 ・合理的な根管形成 etc、本当に多くのTipsを得ることができ、多くの手段を持って治療に臨めるようになりました。

1年間ありがとうございました。

この先生はいつも頑張っている先生である。

そして質問も的確だ。

将来の日本を支える歯科医師になるだろう。

今年の5月からのAdvanced Courseでもよろしくお願いします。

先生ならできます。頑張ってください。


F先生

トリを務めたF先生とは、昔東京で行われていた勉強会で知り合った先生である。

若いが海外志向でどこでもすぐに友人を作れるという技をお持ちである。

極めてコミュニケーション能力が高い先生である。

彼も留学志望である。

①#12 Re-RCT

ポイント試適した。

全く根尖部の状況がわからない。

これでは正しい臨床判断ができない。

何度もPAを取る勇気がこの先生には望まれる。

根管充填した。

画像を撮影した写真であるので詳細が掴めない。

ここから5ヶ月が経過した。

やはり、P根はOverextensionしていると考えられる。

何が原因か?といえば、

ポイント試適のPAが取れない

からである。

取れなければ練習するしかない。

この先生の次なる目標は決まったと思う。

②#31 RCT

ポイント試適した。

やはりPAがきちんと撮影できていない。

手技には全く問題がないのでこの先生の身に付けなければならない項目は何か?決まったはずである。

それに目を向けて頑張ってください。

3症例目は以前、個人的に見せてもらったケースである。(#19 RCT)

おまけケースである。

これでもPAが取れていない。

この先生の次の学習はもう決まったと言っていいだろう。

次の目標に向けて頑張ってください。


さて、長かった1年間のBasic Courseが終わった。

色々な感想がいただけたが、私がやってよかったなと思えるのは

このセミナーに出て自分の歯内療法が変わった、

歯内療法処置が早くなった、

ポリシーを持って一つ一つの処置ができるようになった、

理由を頭の中に描いて治療が可能になった、

とか、

このセミナーに出たがために今があるという言い方をしていただいたときに、本当にセミナーを行なってよかったと思える。

そうした感想を多くいただけたのはこのようなセミナーを始めて、本当によかったなと嬉しい限りです。

みなさん、こちらこそ1年間ありがとうございました。

今後も人生は色々あると思いますが、それぞれが夢に向かって頑張ってください。

私も応援しています。

1年間ありがとうございました。

みなさんは、このスタイルで行われるBasic Courseの最後の受講生です。

私は一生忘れることはないでしょう。

そしていつの日かまたお会いしましょう。

歯科医院見学等でお待ちしています。

みなさんごきげんよう。

そして、また会う日まで。さようなら。