過去の治療の経過観察。

過去記事は以下である。

歯肉腫脹のある歯牙の根管治療〜#30 RCT 1回法

歯肉腫脹のある歯牙の根管治療〜#30 RCT 1回法 6M recall

治療から1年が経過していた。

この歯はどうなっただろうか?

☆この後、検査動画が出てきます。不快感を感じる方は視聴をSkipしてください。


#30 RCT 1yr recall(2024.12.5)

#30 Cold N/A, Perc.(-), Palp.(-), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL)

初診時の歯肉腫脹は消失したままだ。

治療が奏功しているのだろう。

MB

ML

D

術前の根尖部透過像、根分岐部透過像も消失した。

症状もない。

が、最終補綴がまだである。

紹介医にはセラミックインレーの装着を依頼した。

理由はクラウンにしなくても歯牙の強度が上がるからである。

歯冠破折防止のための処置であり、決して金儲けではない。

まあ私がそれをすることは金輪際、ないが。

ということで、経過観察も終診させていただいた。

初診時と比較した。

劇的に状況が改善していることがわかるだろう。

ということで、この日で経過観察は終了した。

長い間、お疲れ様でした。