紹介患者さんの経過観察。
あれから2年が経過していた。
あれから2年が経過していたが、右下の奥歯はどうなっただろうか?
#31 Re-RCT 2yr recall(2025.1.31)
#29がクラウンになり、RPDが装着されていた。
CBCTは以下である。
根尖病変は消失していた。
しょぼい?根管充填なのに、だ。
初診時と比較した。
しょぼい?再根管治療の内容で治癒した理由は以下が考えられる。
①ラバーダム防湿下での再根管治療を行い、細菌を下級的に排除したから
②患者さんの免疫力が細菌の毒性を上回ったから
いずれにしても、それは予想であるが本質的な歯内療法の考え方に順守していると言えるだろう。
特に、Mは治療時に穿通しなかった(閉鎖していた)のにこの結果だ。
ここから重要なことが学べるだろう。
歯内療法は、根管充填の質よりもそれを如何なる環境下で行ったか?の方が大事である
と言うことを。
と言うことでこの患者さんはこの日で終診とさせていただいた。
長年、お疲れ様でした。